大人のADHDグレー?脳のバグに悩む医師のレポvol.3〜脳の磁気治療rTMSで不眠改善
皆様こんにちは。
医師で、予防医療スペシャリストの桐村里紗です。
小さな頃から自分の心身のコントロールに苦労している私の脳のバグの検査・治療体験記をレポしております。
繊細すぎ、眠れない、ADHDグレー…などがあり、バグりやすい脳と連動して不具合を起こす心身をいかにコントロールするかは、課題です。
今回、難治な不眠の解決策が尽きたため、信頼する友人ドクターから「様々な困難や難治な不眠に効果的」とお勧めされた最新の磁気治療器rTMS(経頭蓋磁気刺激法)を受けてみることにしました。
前回は、刺激部位を決めるために最新の脳波検査QEEG(定量的脳波検査)を受けました。
▼大人のADHDグレー?脳のバグに悩む医師のレポvol.1〜最新の脳の磁気治療rTMSへの道
https://wellmethod.jp/adult-adhd-vol-1/
▼大人の発達障害グレー!?不眠と脳のバグに悩む医師のレポvol.2〜最新の脳波検査QEEG
https://wellmethod.jp/adult-adhd-vol-2/
受診したのは、ブレインクリニックの東京院(東京都日本橋)
ブレインクリニックでは、患者さんそれぞれの脳の機能性や状態に合わせたオーダーメイドのrTMS(経頭蓋磁気刺激法)を行うため、QEEG検査(定量的脳波検査)を踏まえて人それぞれに合わせた刺激部位を正確に決定していることを前回お伝えしました。
目次
1. rTMS(経頭蓋磁気刺激法)とはどんな治療?
そもそも、最新の磁気治療器rTMS(経頭蓋磁気刺激法)とはどんな治療法なのだ!?ということが知りたいですよね。
1-1. rTMS(経頭蓋磁気刺激法)とは?
反復性頭蓋磁気刺激(Repetitive transcranial magnetic stimulation; rTMS)は、頭皮の上に置いた8の字のコイルによって、置いた部位の大脳皮質を無害な磁気によって反復的に刺激して、持続的な効果を与える方法です。
磁場によって、非侵襲的に脳細胞を刺激できる副作用のない方法として注目されています。
日本では、薬剤が効かないうつ病の治療には保険適応での実施も可能です。
それ以外の精神疾患、神経疾患には保険が効きませんが、海外では様々な脳機能の異常に対する研究が進み、疾患によってはエビデンスも確立されております。とても注目されている分野であり、今までの医療で、対応出来なかった方々にも福音をもたらす可能性のある、治療法です。
・うつ病
・発達障害 それに伴う二次障害
・強迫性障害
・摂食障害
・心的外傷後ストレス障害(PTSD)
・統合失調症
・神経変性疾患であるアルツハイマー型認知症やパーキンソン病
・脳梗塞後遺症
・慢性疼痛
・耳鳴
など
それぞれの疾患によってプロトコールは様々で、効果があることを前提に、より効果的なプロトコールや適応拡大が研究されています。
そうした、精神・神経疾患だけでなく、ストレス社会における脳疲労の回復によるパフォーマンスアップなど、未病やウェルネスの領域への応用も期待されています。
1-2. 発達障害特性を持つ人へのrTMS
うつ病治療としてのrTMSと、発達障害やその特性を持つ人に対するrTMSの治療は、刺激部位や刺激パターンが違い、プロトコールが違います。
特定のうつ病以外は保険適応にはなりませんが、ブレインクリニックでは幅広い症例に、オーダーメイドに対応し、応用しています。
全ての人で反応性が違いますから、同じプロトコールを万人に当てはめる訳にはいかないというのは、納得ができます。
発達障害特性を持つ人は、脳の神経のネットワークが過密になって混戦する傾向があるとされています。
人には日々たくさんの情報が入ってきますが、そこには不要な情報もたくさんあり、必要なネットワーク以外に不要なネットワークも形成されてしまいます。
不要なネットワークを解除するのは、主に睡眠時。
でも、睡眠中に整理整頓ができないために、不要なネットワークが解除できず、ごちゃごちゃと混線しているような状態になっているとされています。
混線していると、脳の処理能力は圧倒的に落ちます。
それに、情報入力もうまくいきません。
当然、出力の性能も落ちます。
元々、とても性能が良いマシーンだとしても、どんどんと混線していってパフォーマンスが落ちてしまうのです。
薬剤では、アプローチできない、ここへのアプローチが可能になるのがrTMSというわけです。
アメリカやヨーロッパを中心に研究や臨床応用が進んでいます。
発達障害特性を持つ人への治療効果としては、
・集中力の増加
・ワーキングメモリーの改善
・切り替えの速さ
・ネガティブな事象に対する落ち込みの改善
・こだわりの改善
・緊張や不安のコントロール
・対人への過敏性の改善
・気分変動性の改善
・感情や衝動性のコントロール
などが確認されているそうです。
※以上参照
1)“TMS治療の紹介”(ブレインクリニック発行)
2)”Evidence-based guidelines on the therapeutic use of repetitive transcranial magnetic stimulation (rTMS)”: An updateClin Neurophysiol. 2020 Feb;131(2):474-528.
3)”Basic principles of transcranial magnetic stimulation (TMS) and repetitive TMS (rTMS)”
:Ann Phys Rehabil Med. 2015 Sep;58(4):208-213.
1-3. 効き方は人それぞれ
人によって、効果の現れるスピードや自覚はそれぞれで、概ね、数回目から効果を自覚しはじめて、波のように上下しながら徐々に回復してくるパターンが一般的とのこと。
いつの間にか、こだわりが無くなっていたとか、周りから改善を指摘されることも。
しかし、中には、十数回目になってようやく目に見えて効き出す事例もあるなど、反応性は症例によって違うため、ここは臨床経験が豊富な医師と相談の上で行っていきたいところです。
1-4. 副作用と安全性はいかに?
一般的な副作用としては、刺激部位の痛みや不快感、頭痛などです。
私が感じたのは、治療中のパチンパチンとゴムで弾く程度の痛み(美容皮膚科のレーザーに比べたら全く軽い程度!)と終了後のじんわりとした鈍痛。
しかし、全く気にならない程度です。
多くの場合は、刺激後に痛みが持続することはほとんどないそうです。
1. 報告されている副作用:安全性ガイドライン(2019)
1)頻度の高い副作用
頭皮痛・刺激痛(30%前後), 顔面の不快感(30%前後),頸部痛・肩こり(10%前後), 頭痛(10%未満)
2)重篤な副作用
けいれん発作(0.1%未満),失神 (頻度不明)
(**これは、当て方によっても異なります。プロトコルによっては、むしろてんかんに効果があるなど、良性の報告もあるため、この辺も専門家に確認しながら行ってほしい所以です)
3)その他の副作用(低頻度)
聴力低下,耳鳴りの増悪,めまいの増悪,急性の精神症状変化(双極性障害における躁転移など),認知機能変化,局所熱傷など。
(**これについて、ブレインクリニックでは、非常にこだわったプロトコールを工夫しているそうです)
2. 禁忌:安全性ガイドライン(2019)
MRIと同じ磁気が発生するため、金属が取り外せない人では、原則禁忌となります。
・絶対禁忌
刺激部位に近接する金属(人工内耳,磁性体クリップなど)
心臓ペースメーカーを有する患者
・相対禁忌
刺激部位に近接しない金属(体内埋設型の投薬ポンプなど),頭蓋内のチタン製品,あるいは磁力装着する義歯,インプラントを有する患者。
てんかん・ けいれん発作の既往,けいれん発作のリスクのある頭蓋内病変
けいれん発作の閾値を低下させる薬物の服用
アルコール・カフェイン・覚せい剤の乱用・離脱時
妊娠中
重篤な身体疾患を合併する場合など
2. いざ、脳を磁気刺激!rTMSを受けてみる
そのような説明を受けた上で、納得した上で、同意書を交わします。
そして、8回〜48回(0.25~1.5クール)のコースを決めた上で、前頭葉全体に照射する簡易法か、オーダーメイドの部位と強さに照射する標準法かを選択します。
「ひとまず桐村さんの睡眠障害には8回の標準法で良いかな?」という担当医のアドバイスを受けて、その通りにスタートする事にしました。
この点に関しても疾患や、状況により、回数などは異なってくるとのことです。発達障害特性が強く、これに伴う睡眠覚醒リズム障害の場合は、発達障害特性が改善しないと睡眠へのプラスの効果が自覚に上ってこないため、回数も多くなる傾向があるとのことでした。
技師さんが、照射部位に印をつけます。
初回の照射部位は、左の背外側前頭前野となりました。
3. あっという間のリラクシングな20分
フカフカのリクライニングソファに横になり、8の字のコイルを刺激部位に起き、いざ刺激開始。
痛みを確かめるために、徐々に刺激の程度を上げていきます。
「ちょっとゴムでパチパチ弾かれる程度でしょうかね」というところで初回の強さをフィックスして、部屋の電気を消して横になること20分。
「頭を動かしてはならぬ!」「でも動かしてみたい!」というならではの衝動に駆られつつも、気がつけばあっという間に20分が過ぎてしまいました。
この時点で、すでに考えグルグルが治っているような、ちょっとぼんやりしているような。
(ぼんやりができないタイプなので、ぼんやりしているというのは画期的なことなのです!)
痛みや不快感がないかを優しくご確認頂いて、「じゃあ、今日はこちらにて」
と、すぐに帰宅も可能に。
特にふらつきなどもなく、まっすぐ家に帰りました。
4. 初回でもかなり効果的 経過のポジとネガ
治療の効き方やそのスピードには、前述の通り、個人差がありますので、あくまでも私個人の体験談としてご参考までに。
症例豊富な精神科専門医の話によると、私はかなり治療のレスポンスが高いタイプのようです。
初回と2回目は、左に照射しました。
すると、初回から、目に見えて以下のような効果が現れました。
4-1. ちゃんと眠たい!すごく寝れる!
元々、お勧めいただいた友人ドクターから「グルグル思考タイプの不眠には結構早く効くわよ〜」とお話を聞いていたのですが、思いの外、即効でした。
普段は、寝ようと思っても思考グルグルで、色々な仕事やちょっとした用事、忘れていたことなどがどんどん思い出されて、全く脳が休まらない!という状態。
さらに、眠剤を飲んでも朝まで眠れないという状態だったものですが、初日から眠剤なしですぐに眠たくなって寝付けてしまいました。
不眠がない人にとって「眠くならない」ということは理解できないかもしれませんが、不眠の人間は不眠モードになると全く眠れずに朝を迎えたとしても、日中眠たくなることができません。
数日不眠だとしても、心身が鉛のように重たく耐えがたい怠さであるにも関わらず、全く眠たくなれないのです!
ですから「眠たくなる」ということは非常に画期的で感動的。
しかも、眠剤を飲まなくてもそれが自動的に起こるとは!
初回治療を受けたその夜は、眠剤なしで数分で眠りにつき、朝までぐっすりでした!
す、すごい!
翌日は、調子に乗って夜までパソコン作業をしてしまったことが敗因で、寝付けなかったため、軽い眠剤を1錠だけ内服。
それでも、熟睡できなかったのがこれまでだったのですが、しっかり熟睡できて翌朝スッキリ!頭シャッキリ!
寝れる寝れないは、1日〜2日交代で訪れますが、確実に睡眠の質は上がっています。
4-2. 脳のバグがない!
睡眠がとれていることも明らかに功を奏していますが、明らかに脳のバグがありません。
元々、仕事が早いタイプですが、どうにもこうにも仕事が回らない!整理もできない!何からやればいいの!と、完全に混線状態だったものが収まり、仕事の処理スピードが明らかに上がりました。
自分の元々のパフォーマンス以上に上がったわけではないでしょうが、かなりポンコツ化していたものが、格段に性能アップしました。
4-3. なにやらポジティブになってきた
私自身、不眠続きだったこともあり、余計にネガティブモードになっていたのもありますが、そうでなくともどちらかといえば、ネガティブ傾向です。
過去のことはすっかり忘れてしまいますが、未来についてあれこれと考え過ぎて不安になりやすいタイプです。
何かの出来事に対して、どちらかというと「なんとかなるさ」と考えずに、「あぁ、どうしましょう、大変大変」と考え過ぎて自滅しやすいのです。
現在、仕事が山積みですが、パニクってもうダメだ!とネガティブになることもなく、ポジティブに1つ1つこなしています。
日々の事象に対する捉え方も、どうやらポジティブになっているようです。
rTMSの効果として、そのうち「ま、いっか」となると聞いていました。
まだ、「ま、いっか」というほどではありませんが、格段にポジティブになっていることを実感しています。
4-4. 五感情報が細部まで!ブラウン管から8Kに
これまで、おそらく脳の混線がひどく、バグが発生していたせいで、五感からの情報入力も低下していたようです。
桜咲く青山霊園を歩いていた時のこと。
明らかに、普段と比べて、あらゆる細部までの色彩がありありと入力されてくるのを感じました。
桜の花だけでなく、その彩りのグラデーション、散る花びら一つ一つのダンス。
植え込みから飛び出るスズランの小さな振動、墓石の苔の緑の濃淡や落ち葉の湿り気、そして背景の空の青やビル群のコントラストなど。
イメージ。ブラウン管から4Kに!?と言ったところです。
これまでは、美しい世界の豊かな情報を細部まで入力する余裕がなかったようです。
思考がうるさく、今ここに集中できなかったのですが、それが鎮まったことで、今ここの春の彩りをしばし感じ入りました。
まさに、マインドフルネス状態。
これはきっと、8Kになるに違いないと静かに感動を噛み締めていたら、約束に遅れそうになったものですが。
4-5. 忘れ物はまだまだ
そんな目覚ましい効果もありつつ、相変わらず、財布にネックレス、資料にアポイントと、相変わらず忘れ物・忘れごとは、さすがに1〜2回では変わりませんでした。
しかし、これまで、様々な最新治療や栄養療法、セラピー、施術、瞑想、ヨガなどありとあらゆることを人体実験してきましたが、その中でもrTMSはかなり目覚ましい効果を発揮しています。
そして、3回目に初めて右に照射しました。
すると、今度はどちらかというとネガティブな反応がありました。
4-6. 3回目ネガティブ反応が現れた
右への照射は、通常、集中力やメタ認知能力のアップという効果があるそうです。
照射中は問題なく帰宅しましたが、その日から不眠が再燃して、全く眠れなくなりました。
不眠のためも影響しているでしょうが、若干の思考の混乱と気分不安定な状態になりました。
よく物を落としますが、ますます落としやすい。
気のせいかな?と思って観察していましたが、これまで不眠であっても問題なくできていた、合気道の動作が、左右の混乱でできなくなるなど、初めての反応もありました。
左照射の際のように、明瞭な感覚もなく、どうも、右照射による影響かな?と思い、担当医に相談しました。
4-7. 相談の上で照射法を変更
まれに過敏性が出る場合もあり、治療への反応性が良い分、過敏にも反応している可能性を指摘されました。
私としては、もう1回右照射にチャレンジしてみたいと思ったのですが、安全性のために控えようということになりました。
その日から、照射の内容を変更する方針になりました。
すると、再度、落ち着きを取り戻し、思考がクリアな状態となりました。
症状や反応に応じて、適宜部位をカスタマイズで変更していくことができるのが、自費診療での照射の特徴です。
5. 受診の心構え
5-1. その都度医師とコミュニケーションを
ポジティブな反応が出ているときは良いですが、ネガティブな反応が出た際に、遠慮せずに医師に相談することが大切だと思います。
自費診療の場合、提供するクリニックにより診療方針は違いますが、ブレインクリニックは4回に1回、医師の診察を受けることになります。
でも、その間にも必要であれば、その都度診察を受けることができます。
主治医制ではないですが、診察担当医は選択ができますので、治療に不安があり、同じ医師に続けて相談したい場合は、指定した方が安心感があるでしょう。
コミュニケーションを十分にとることで、不安なく治療を続けていくことが何よりも大切です。
安全性は高い治療になりますが、新しい治療法になりますので、これらを踏まえて、しっかりと自分で納得した上で、トライしてみると良いと思います。
6. ブレインテックの今後の展望と可能性
さて、日本ではまだ珍しいrTMS。
しかし、アメリカやヨーロッパ、イスラエル、ロシアを中心に、ブレインテックやヘルステック分野では、もはや薬剤ではなく、磁気や光などを用いた治療器の研究が盛んで、臨床応用も期待されています。
私自身も2019年11月にシリコンバレーで行われたTransformative Technology Conference(通称トランステック)に参加したことがあります。
いわば、人間の意識変容のためのテクノロジーですが、メンタル、エモーショナル、サイコロジカル面において、人間を進化させるテクノロジーの数々は、今後、医療からウェルビーイングまで、あらゆる分野を飲み込んでいくはずです。
rTMSは、ブレインテックの一種で、日本での応用も加速していくと思われます。
ブレインクリニックの統括院長である坂達典先生に、診療の実際や今後の展望などについて、お話をお聞きしてみました。
(つづく)
ブレインクリニック東京院
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この記事の執筆は 医師 桐村里紗先生

桐村 里紗
総合監修医
・内科医・認定産業医
・tenrai株式会社代表取締役医師
・東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 道徳感情数理工学講座 共同研究員
・日本内科学会・日本糖尿病学会・日本抗加齢医学会所属
愛媛大学医学部医学科卒。
皮膚科、糖尿病代謝内分泌科を経て、生活習慣病から在宅医療、分子整合栄養療法やバイオロジカル医療、常在細菌学などを用いた予防医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。
監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)。
現在は、執筆、メディア、講演活動などでヘルスケア情報発信やプロダクト監修を行っている。
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」には腸内環境評論家として出演。その他「とくダネ!」などメディア出演多数。
- 新刊『腸と森の「土」を育てるーー微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)』
- tenrai株式会社
- 桐村 里紗の記事一覧
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著作・監修一覧
- ・新刊『腸と森の「土」を育てるーー微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)
- ・『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)
- ・「美女のステージ」 (光文社・美人時間ブック)
- ・「30代からのシンプル・ダイエット」(マガジンハウス)
- ・「解抗免力」(講談社)
- ・「冷え性ガールのあたため毎日」(泰文堂)
ほか