こんにちは。ライターの廣江です。

女性にとって、お肌のお悩みって、尽きませんよね。
若い時は不摂生をしても全然平気でしたが、アラフォー世代はちょっと無理をしたらもうダメ!

脂っこいものを食べただけですぐに吹き出物が出るし、ここ数年、月経中はホルモンバランスの乱れからなのか、お肌の状態がより敏感になった気がします。

朝起きて鏡を見てガッカリ……なんてことも多くなりました。

女性にとって、自身の肌状態は、とても大事です。それによって気持ちの面でも左右されやすいですよね。

お肌の状態が悪く、過敏なときは、どこか自信が持てずに気持ちがダウンしますし、逆に良ければ安定した精神状態でいることができます。そんな経験、あなたにも思い当たることはないでしょうか?

敏感肌になる過程においては、ストレス、生活習慣、いつものケア、さまざまな原因が考えられます。
そこで今回は、健康的な肌づくりを目指すために、敏感肌の原因とその対策について考えていきたいと思います。

1. 敏感肌とは?

最近よく耳にする「敏感肌」ですが、そもそも敏感肌とは一体何でしょうか。

実は、敏感肌という言葉には明確な定義というものはありません。皮膚科学的にみて、どういった状態の肌のことなのか詳しく決められているわけではないのです。

しかし、世間一般に浸透している言葉であり、肌が過敏になっている状態を表す言葉として広く使われています。

では、敏感肌とはどんな状態の肌のことをいうのでしょうか。

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1-1. 敏感肌になると起こるトラブル

肌には通常、外界からの刺激に対するバリア機能があります。

しかし、敏感肌になるとそのバリア機能が低下して、肌がさまざまな刺激に対して反応してしまいます。そのため、肌が自然に持っている保湿機能が働きにくくなり、うるおいや艶、ハリなどが失われた無防備な状態になってしまうのです。

敏感肌になると起こる肌のトラブルとして代表的なのは、

・肌の乾燥や肌荒れ
・かゆみやひりつき感
・吹き出物や湿疹
・かぶれや赤身
・くすみ感
・べた付くのにかさつくアンバランス肌

などがあります。

2. 敏感肌をつくる原因

では、なぜ敏感肌になってしまうのでしょうか。

2-1. 「角質」バランスの崩れ

肌は日頃から、外界からのさまざまなストレスにさらされています。

例えば、肌を取り巻く日常環境を考えてみても、エアコン、紫外線、排気ガス、大気汚染、花粉、ほこり、ウイルスなどと、肌を脅かす多くのストレス要素に満ちていることがわかるでしょう。

これらの要素から肌を守ってくれているのが、肌の一番外側の表皮にある「角質」なのです。この角質層は、1ミリの100分の1以下の厚さでとても薄いものですが、ここで水分と脂質のバランスが一定に保たれることで健康が守られています。

実は、この角質でのうるおいバランスが悪くなることで、敏感肌が起こってしまうのです。

2-2. 「角質」バランスが崩れる要因

角質の肌バランスを崩してしまうのが、前述のような外界のストレス要素です。

これらの要素に対して、肌を保護することなく無防備な状態でいることで、肌が乾燥しやすく敏感肌になることがあります。

また、加齢が原因でも敏感肌になりやすくなることがわかっています。年を取るにつれ、肌のうるおいやコラーゲン、新陳代謝が減少していくためです。

ほかにも、アレルギーや体質により、肌に合わない化粧品やケア用品を使うことで敏感肌が引き起こされる場合もあります。

3. 敏感肌になったらどう対応すればいい?

敏感肌は、肌の病気というわけではありません。

一般に、肌が外界からの刺激に対して過敏になっている状態のことをいいます。そのため、なるべく肌が過敏にならないように気を使い、保護していくことが基本的な対策になります。

つまりは、肌のバリア機能を正常に戻していくことがコツです。では、具体的にどういった部分に気を付けていけばよいのでしょうか。

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3-1. 生活環境を整えること

まず基本となるのが、生活環境を整えていくことです。

十分な睡眠を取ること、ストレスを溜めないようにすること、またバランスのよい食生活を心掛けることです。基本的な生活が乱れることで、自律神経やホルモンのバランスが乱れ、肌の新陳代謝も乱れます。

しかし、この基本的なことが難しいからこそ、敏感肌になる人が増えているのも確かでしょう。

忙しい現代人だからこそ、時間のあるときはこれらのことに気を使い、意識的に肌を労わってあげることが大切だといえるのではないでしょうか。

3-2. アレルギーが原因の場合

原因がわかりにくい敏感肌の場合、アレルギーが関係していることも考えられます。

その場合の対応は、とにかく原因となる物質を避けることです。

パッチテストや血液検査などをすると、アレルギーの原因となるアレルゲンがわかる可能性があります。悩んでいる人は、まずは自分が何に対してアレルギーがあるのかはっきりさせておくことが大切です。

3-3. アトピー性皮膚炎の場合

アトピー性皮膚炎の人は、体質的に元来肌のバリア機能が弱い為に、敏感肌になりやすいものです。このような場合、肌のうるおいを保つことでバリア機能を強化することがポイントになります。

ケミカルな刺激やアルコールの刺激に弱い為、低刺激の化粧品類を選ぶようにしましょう。

4. 敏感肌さんのスキンケア

敏感肌になってしまったときには、適切なスキンケアをすることがとても大切です。

基本的には、皮膚のバリア機能が低下している状態なので、肌への負担を減らし、バリア機能を正常に整えていくスキンケアがポイントとなります。

最近は、敏感肌用のスキンケアアイテムが豊富に販売されているため、上手に取り入れていくのがよいでしょう。大切なポイントは3つあります。

4-1. 肌の洗浄

1つめは、肌の洗浄です。

肌には、汗や皮脂、ほこり、大気中の汚染物質など、さまざまな汚れが付着しています。敏感肌用の肌に優しいクレンジング・洗顔成分で、しっかり肌の汚れを落としましょう。

4-2. 保湿の方法

2つめは保湿です。

きれいに汚れを落とした後の肌は、無防備な状態です。自力でうるおいを保ちにくくなっている敏感肌の状態では、すぐにお肌にうるおいを足してあげることがポイントです。

化粧水で水分を補給してから、乳液またはクリームを使います。油分で水分が逃げないようにしっかり肌にフタをすることで、バリア機能の強化をしっかりサポートしてくれます。

アルコールの刺激が強すぎる場合がありますので、刺激を感じたらアルコールフリーのものを選びましょう。

4-3. 紫外線対策も忘れずに

3つめは、紫外線対策です。

洗顔と保湿はしっかりしても、意外と忘れられがちなのが日焼け止めクリームです。紫外線はあらゆる肌トラブルの元となり、敏感肌にとっても天敵になります。

敏感肌の場合は特に日焼け止めを忘れないようにしましょう。選び方としては、紫外線散乱剤のみを使用したものがおすすめです。

SPFの高さは、日常生活かアウトドアかにより、30~50程度で使い分けましょう。また、洗顔時に落としやすいものを選ぶことがコツになります。

一方で、紫外線のUVBは、皮膚でビタミンDを作るのに欠かせません。

ビタミンDは、骨の代謝や免疫力に不可欠なビタミンです。紫外線を防ぎ過ぎることで、骨粗鬆症や免疫力の低下を招くリスクもあります。敏感な顔は紫外線を防いでも、それ以外の部分は日焼け止めクリームを塗らずに過ごすなどの工夫をしたいものです。

5. 敏感肌さんのメイク

敏感肌になったら、メイクはしないですっぴんがベストというイメージがないでしょうか。

しかし、すっぴんは肌がさまざまな外界のストレスから無防備な状態になってしまうので、逆に危険なのです。

敏感肌時にも、適切なメイクをすることでしっかりと肌を守りましょう。

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5-1. ベースメイクの選び方

敏感肌になった時は、ベースメイクに気を使うことが最も重要です。下地やファンデーションは、やはり肌への負担が極力少ない敏感肌向けのものを選ぶようにしましょう。

この時、薄づきで肌を摩擦しないように優しく塗布することがコツです。

最近では、敏感肌に対応したさまざまなタイプの下地やファンデーションが販売されているので、原因別に合ったアイテムを探すことができます。

5-2. 敏感肌時でもメイクを楽しむには

また、メイク道具のスポンジやブラシは、必ず清潔なものを使うように心掛けましょう。

肌の状態がよくないときは、ベースメイクの仕上がりが今一つなことも多いのではないでしょうか。

そのような場合には、濃い色のリップや鮮やかなアイシャドーを使い、肌からの視線を逸らしてみましょう。チークやハイライトなどを駆使していくのもおすすめです。

コスメを扱うお店やオンラインショップを探せば、肌に優しいコスメブランドが豊富に取り揃っています。敏感肌でもできるメイクを楽しむことで、ナーバスな気持ちを和らげてくれるでしょう。

6. 敏感肌と上手に付き合おう

敏感肌は、多くの人が経験する、よくある肌トラブルです。
敏感肌になる背景やメカニズムを知った上で対策をしていけば、肌を健やかに保つことができます。

一番のポイントは、肌にうるおいを与え、バリア機能を高めていくことです。

そのためには、ストレスフリーなライフスタイルを心掛けながら、そして、敏感肌の時でも気持ちを落ち込ませないためにも、肌に優しいアイテムを知っておくことは大事です。

そして、お肌のコンディションがいまいちだったとしても、メイクを楽しめる方法もあります。

「敏感肌になってしまったから、オシャレは難しいな」と気分が沈んでしまいがちですが、そんな時だからこそ、お気に入りのカラーをチョイスしてみてください。きっと自然と、気持ちが前を向いてくれるはず。

監修:内科医 桐村里紗

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