こんにちは、WELLMETHODライターの廣江です。

みなさまは、爪のトラブルに悩まされていませんか?

「爪に縦筋が入っている」
「爪が割れる」

など、このような爪トラブルの原因の一つに、乾燥が挙げられます。

筆者は年齢を重ねていく中で、手荒れだけではなく、爪のトラブルにも悩まされるようになりました。

とくに、毎日の水仕事やコロナ禍での頻繁な手洗い、手指消毒の機会が増えたこともあって、爪が割れたり縦筋が入ったりと、自分の爪を見てため息が出てしまうことも。

爪は人の目に触れる機会も多いため、気をつけたいパーツの一つでもあります。

いくらヘアスタイルやメイク、ファッションに気をつけていても、爪がボロボロではせっかくのオシャレももったいないですよね。

爪のトラブルは乾燥によるものも多いため、乾燥から爪を守るためのケアが大切です。

今回は、爪が乾燥する原因とよく見られる爪トラブルの症状、乾燥から爪を守るための自宅でできるおすすめの乾燥対策をご紹介します。

1.爪の構造

爪の乾燥

爪の主成分は、ケラチンと呼ばれる繊維状のタンパク質で、10〜15%の水分が含まれています。

爪は皮膚の表皮の角質が変化してできたものです。

「背爪(はいそう)」「中爪(ちゅうそう)」「腹爪(ふくそう)」の3層構造で、指先の保護や微妙な感覚などを感じるために、重要な役割を担っています。

手の爪の伸びるスピードは1ヵ月で約3mmほどですが、年齢を重ねるにつれて爪の伸びるスピードは遅くなります。

2.爪が乾燥する原因は?

爪は皮膚と比べると硬くて丈夫なイメージがありますが、日常生活において多くの刺激を受けているため、乾燥しやすいデリケートなパーツです。

爪の乾燥を引き起こす原因は、主に以下のとおりです。

2-1.洗剤

食器洗剤

石鹸や洗剤には汚れを落とすために、洗浄力の高い成分が含まれています。

そのため、汚れを落とすと同時に、肌や爪に必要な水分や油分も落としてしまいます。

日常生活の中で食器洗いや手洗いなど洗剤に触れる機会は多く、それが毎日積み重なることによって、爪は乾燥していきます。

2-2.アルコール消毒

コロナ禍において、アルコール消毒を使用する機会が増えました。

アルコール消毒は感染予防に効果的ですが、肌や爪の水分や油分を奪い、爪が乾燥しやすい状態にしてしまうものでもあります。

2-3.紫外線

長時間紫外線を浴びていると、髪はパサつき、肌はカサカサしてしまうように、爪も紫外線によってダメージを受けます。

紫外線を長時間浴びると、爪の水分や油分が失われ、乾燥しもろくなってしまうのです。

2-4.除光液(リムーバー)

除光液

マニキュアを落とす際に使用する除光液は、爪の乾燥の原因です。

除光液には油分を落とす役割をもつアセトンという成分が含まれていることが多く、マニキュアを落とすと同時に爪の水分や油分まで一緒に落としてしまいます。

頻回に除光液を使う方は、爪の乾燥を招きやすいといえるでしょう。

2-5.栄養バランスの偏った食事

栄養バランスが偏った食事は、爪の乾燥を引き起こします。

爪の主成分であるタンパク質や亜鉛、鉄分、ビタミン、ミネラルなどが不足すると丈夫な爪が生えにくくなってしまいます。

その結果、弱くもろい爪になってしまう可能性があるのです。

2-6.加齢

爪は、肌と同じように年齢を重ねるにつれ乾燥しやすい状態になり、徐々に薄くなり弱くなる傾向があります。

3.爪が乾燥するとどんな症状が出るの?

爪の乾燥

健康的な爪は薄いピンク色をしており、ツヤがあります。

しかし、乾燥した爪は変形したり変色したりと、さまざまな症状が見られます。

・爪が割れる・・・「爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)」
・爪の表面が凸凹になる・・・「波板状爪(洗濯板状爪)」
・二枚爪になる・・・「爪甲層状分裂症(そうこうそうじょうぶんれつしょう)」
・爪の表面に縦すじが入る・・・「爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)」
・爪の表面に横すじが入る
・爪が薄くなる
・爪が白っぽくなる(白濁する場合は爪白癬を疑う)

▼「二枚爪」を招く原因と自宅でできる5つの治し方

https://wellmethod.jp/double-nails/

4.爪の乾燥を防ぐおすすめケア7選

爪の乾燥を防ぐためには、こまめなケアが大切です。

また、これまで使っていたアイテム(除光液など)を、爪にやさしいものに変えるだけでも効果的ですが、さらに+αとして適切なケアを行うことをおすすめします。

爪の乾燥が気になる方におすすめのケア方法をご紹介します。

4-1.ネイルオイル

ネイルオイル

爪の表面の乾燥が気になる方は、ネイルオイルで保湿しましょう。

ネイルオイルは、こまめに塗るとより効果的です。

爪の表面だけではなく、爪の周りの皮膚や甘皮にもしっかり塗り、オイルをなじませるのがポイントです。

携帯用のネイルオイルは持ち運びもしやすく、外出先でも手軽に使用できるため、おすすめです。

4-2.ハンドクリーム

手の保湿に欠かせないハンドクリームですが、爪の保湿もできます。

手にハンドクリームを塗った際に、爪の先まで塗るとハンドケアと同時にネイルケアもできます。

乾燥が気になる冬はハンドクリームを使用する方も多いと思うので、爪の先にも塗りこむことを意識してみてください。

また、紫外線の強い夏はUVカットができるクリームを使うと、紫外線から爪を守り保湿もできます。

爪は皮膚の延長線上にあります。クリームに限らず、ハンドやボディ、フェイス用のオイルやバームを爪にまで伸ばしても良いでしょう。

4-3.ハンドマッサージ

時間があるときには、オイルやハンドクリームを塗ったあとにハンドマッサージを行うのもおすすめです。

オイルやハンドクリームを塗り、滑りがよくなった状態で、指の腹で指の付け根から爪の先までほぐすようにマッサージしましょう。

爪を揉むと血行が促進され、爪の先まで栄養が行き届きやすくなります。

4-4.ベースコート

意外にも、爪からは水分が蒸発し、乾燥していきます。

爪から水分が蒸発してしまうのを防ぐためにおすすめのアイテムは、ベースコートです。

マニキュアをしている方は、爪を保護するために使用している方も多いと思いますが、マニキュアをしていない方も乾燥から守るのにおすすめです。

ただし、ベースコートは剥がれやすいため、定期的に塗り直す必要があります。

また、常にベースコートを塗りっぱなしにしておくのも爪の負担となってしまうので、爪を休ませるためにベースコートを塗らない日をつくることも必要です。

4-5.爪に負担が少ないマニキュア・除光液

マニキュア

マニキュア自体が爪の乾燥の原因になるわけではありませんが、少なからず爪に負担を与えています。

最近では爪への負担が少なく、爪用の美容成分が配合されたマニキュアやジェルネイルも数多くあるので、ネイルを楽しみたい方におすすめです。

なお、除光液は、爪に負担を与える「アセトン」が配合されていないものを選びましょう。

乾燥しにくい丈夫な爪を保つためにも、アイテム選びが大切です。

4-6.栄養バランスの良い食事

爪の主成分はタンパク質です。

それ以外にも亜鉛、鉄などのミネラルやビタミンなど爪の成長に欠かせない栄養素は多くあります。

栄養バランスの偏った食事を続けていると、爪に栄養が行き届きにくくなるため、爪は弱くなり乾燥も進んでしまいます。

爪のためだけではなく、健康的な体づくりのためにも、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

4-7.生活習慣を見直す

爪の乾燥が気になる方の中で、「爪に横すじが入っている」という場合は、ストレスや不規則な生活が原因かもしれません。

丈夫な爪を育てるためには、栄養バランスのとれた食事が大切ですが、それと同時に規則正しい生活も重要です。

ストレスが溜まっているなと感じる方はアロマや読書、運動など自分に合ったストレス解消法を行いましょう。

また、寝る直前までスマートフォンやパソコンを使用していると睡眠の質が低下するため、寝る2時間前は使用を控えましょう。

5.乾燥対策のポイント! 保湿とダメージレスが叶うアイテム選び

爪の乾燥を防ぐためには、爪への負担を軽減しながら、しっかり保湿をすることが大切です。

また、乾燥に負けない爪をつくるためには、栄養バランスのとれた食事と規則正しい生活が欠かせません。

これは爪だけではなく、肌にも同じことがいえます。

爪は人の目につきやすいパーツです。

それと同じように人の印象を決めるのは、見た目ともいわれています。

爪はもちろん、肌の乾燥対策もしっかりと行いたいものですよね。

乾燥対策に大切なことは、セラミドと肌摩擦の軽減です。

この2つを叶えるおすすめのアイテムは、「WELLMETHOD®オールインワンゲル」と「WELLMETHOD®フェイスマスク」です。

どちらのアイテムもセラミドが配合されており、良い影響をもたらしてくれます。

5-1.WELLMETHOD®オールインワンゲル

WELLMETHODオールインワンゲル

WELLMETHOD®オールインワンゲルは、化粧水、乳液、美容液、クリームの4つの機能が一つになっています。

ワンステップでスキンケアが済む「時短アイテム」というだけではなく、肌摩擦も減らせるのが特徴。

初めて使用してからというもの、すっかり筆者にとって欠かせないアイテムになりました。

WELLMETHOD®オールインワンゲルは、乾燥から守る「セラミド※1」やなめらかさに関わる「エクオール※2」、弾力をもたらす「ナールスゲン※3」を配合しています。

年齢肌が抱える悩みにアプローチしてくれるので、これからも使い続けていきたいと思っています。

また、チューブタイプなのがお気に入りのポイントです。

持ち運びに便利なだけではなく、量の調整がしやすいので、ストレスなく使えます。

※1 保湿成分、セラミド AP、セラミド NG、セラミド NP、セラミド EOP
※2 保湿成分
※3 保湿成分、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル
ナールスゲンは株式会社ナールスコーポレーションの登録商標です。

▼WELLMETHOD(R)オールインワンゲル

https://www.daicel-shop.jp/products/detail/67?utm_source=wellmethod&utm_medium=tsume_kansou&utm_campaign=wellmethod

5-2.WELLMETHOD®フェイスマスク

WELLMETHODフェイスマスク

WELLMETHOD®フェイスマスクは、筆者にとって極上の癒しのひとときをもたらしてくれます。

週1のスペシャルアイテムとして、1週間頑張った自分へのご褒美として愛用しています。

セラミドが配合された、ひたひたの美容液は、顔だけでなく首や腕、手、デコルテラインにもたっぷり塗りこめます。

フェイスマスクをした翌日の肌は、プルプルで、ずっと触っていたくなるほど。

メイクののりもよく、その日はいつもよりも調子の良さを感じます。

フェイスマスクにも「セラミド※1」「エクオール※2」「ナールスゲン※3」を配合し、肌への負担を軽減するために、コットン100%の不織布を使用しています。

子供の入学式や卒業式など、大切な行事前の使用もおすすめです。

※1 保湿成分、グルコシルセラミド
※2 保湿成分
※3 保湿成分、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル
ナールスゲンは株式会社ナールスコーポレーションの登録商標です。

▼WELLMETHOD(R)フェイスマスク3枚セット

https://www.daicel-shop.jp/products/detail/76?utm_source=wellmethod&utm_medium=tsume_kansou&utm_campaign=wellmethod

6.セラミド生活でより自信をもてる毎日を

美肌の女性

年齢を重ねた女性にとって、乾燥は大敵です。

乾燥から爪や肌を守るためには、セラミドなどの保湿成分が配合されたアイテムを選び、摩擦などのダメージを与えないことが大切です。

爪も肌も季節を問わずしっかりと乾燥対策を行い、自分に自信をもって明るく豊かな毎日を送りましょう。

この記事の監修は 医師 桐村里紗先生

【医師/総合監修医】桐村 里紗
医師

桐村 里紗

総合監修医

・内科医・認定産業医
・tenrai株式会社代表取締役医師
・東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 道徳感情数理工学講座 共同研究員
・日本内科学会・日本糖尿病学会・日本抗加齢医学会所属

愛媛大学医学部医学科卒。
皮膚科、糖尿病代謝内分泌科を経て、生活習慣病から在宅医療、分子整合栄養療法やバイオロジカル医療、常在細菌学などを用いた予防医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。
監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)。
現在は、執筆、メディア、講演活動などでヘルスケア情報発信やプロダクト監修を行っている。
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」には腸内環境評論家として出演。その他「とくダネ!」などメディア出演多数。

続きを見る

著作・監修一覧

  • ・新刊『腸と森の「土」を育てるーー微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)
  • ・『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)
  • ・「美女のステージ」 (光文社・美人時間ブック)
  • ・「30代からのシンプル・ダイエット」(マガジンハウス)
  • ・「解抗免力」(講談社)
  • ・「冷え性ガールのあたため毎日」(泰文堂)

ほか

廣江 好子

【ライター】

美容・健康ライター。
ダイエッター歴○十年から脱却した、美を愛するアラフォー健康オタク。
趣味は料理と筋トレ。

廣江 好子の記事一覧