こんにちは、WELLMETHODライターの廣江です。

いつまでも滑らかで健康的なお肌って憧れますよね。
皆さまは、洗顔時の手順や洗顔料にこだわりはありますか。

「洗顔はなるべくはやく済ませたい」
「洗顔なんてどれも一緒。ずっと変えていない」

と感じる方もいるのではないでしょうか。

実は、筆者も以前はそのうちの一人でした。何か肌トラブルがあると、まず化粧水や乳液の切り替えを考え、洗顔方法の改善や洗顔料まで変えようとは思いませんでした。

しかし原因は、こうしたアイテムにあるのではなく、誤った洗顔法や自分の肌に合わない洗顔料を使用していたことにありました。

一つ一つの洗顔ステップを丁寧におこなうこと。それから自分に合った洗顔料に切り替えたことで、肌質に変化があらわれました。

毎日の洗顔を丁寧に扱うことは、自分を見つめ直すきっかけになります。

そして洗顔料も、自分の肌質はどういったタイプなのか? を知り、その時に適切なものを選ぶことが大切です。

自分の肌に合わないタイプを使用し続けると逆に肌トラブルの原因になりますし、その後のスキンケアの効果に影響します。

今回は、適切な洗顔の手順から丁寧な洗い上がりになるコツ、肌質タイプ別のおすすめ洗顔料をご紹介していきます。

1.正しい洗顔をマスターしましょう

正しい洗顔

毎日おこなう洗顔ですが、正しい方法をご存じですか? 
一つ一つのステップを丁寧におこなうことで、より健康的で美しい肌に仕上がります。

Point
①洗顔の前には予洗いを
②しっかり泡立てた濃密泡を使用しましょう
③洗う順番は皮脂の多いTゾーンから
④すすぎの温度はぬるま湯の30~34℃がベスト
⑤タオルで拭く時は優しく

1-1.洗顔の適切な手順

しっかり汚れを落とす為には、適切な手順で丁寧に洗顔をする必要があります。
ここでは、各工程における注意ポイントをご紹介していきます。

1-1-1.洗顔の前には予洗いを

洗顔をする際には、より顔の汚れを落としやすくするために、ぬるま湯で優しく予洗いをします。

この時、肌にダメージを与えないためにも、手でゴシゴシと擦らないように気をつけましょう。軽く肌にお湯をかけるイメージでおこないましょう。

1-1-2.しっかり泡立てた濃密泡を使用

濃密泡

洗顔料を手にとり、少量の水を足しながらしっかりときめ細かな弾力のある泡を作ります。泡だてネットを使うと、十分に泡だてやすいですね。

泡に弾力があると、洗顔時に手と肌のクッションになってくれるため、肌摩擦を防ぐことができます。

手につけた状態で逆さにしても落ちないくらいの硬さの泡を目安にしましょう。

1-1-3.洗顔は皮脂の多いTゾーンから

泡は一番皮脂の分泌が多いTゾーンからのせていきましょう。

泡をのせたらくるくると円を描くように指の腹で優しく伸ばし、毛穴や小鼻など汚れが気になる部分は丁寧に洗いましょう。

この時、力加減も重要です。肌に直接触れないように、泡をクッションにしながら肌が動かないように気をつけましょう。

Tゾーンにのせた後は、皮脂汚れの少ない頬やアゴなどのUゾーンにも泡をのせて洗い、最後に目元や口元など皮膚がうすい部分を丁寧に洗いましょう。

1-1-4.すすぎの温度は30〜34℃のぬるま湯で

最後に、30〜34℃のぬるま湯ですすぎます。
すすぎの際にも、力強く肌に触れるのではなく、泡を溶かすことを意識しながら優しくすすいでください。

すすぎ残しは肌トラブルの元になりかねないので、しっかり落としきることを意識しましょう。

また、フェイスラインや髪の生え際に泡が残りやすいため、最後にすすぎ残しがないかどうか確認しましょう。

1-1-5.タオルで顔を拭くときは優しく

タオルで顔を拭く

タオルで顔を拭く際も、ゴシゴシとこすらないように気をつけましょう。
柔らかいタオルで顔全体をおさえるように、優しく拭き取ることがポイントです。

2.より効果的に美肌を作るには

より美しい肌を作るには、いくつか注意したいポイントがあります。
ここでは、前章での洗顔ステップに加えて気をつけたい項目についてご紹介していきます。

2-1.必要以上に洗浄し過ぎない

洗顔をする女性

洗顔の目的は、余分な皮脂や汚れを適切に落とすこと。適切な回数の洗顔と保湿がみずみずしい肌を作ります。

皮脂や毛穴汚れが気になると、つい洗顔の回数を増やしたくなったり、必要以上に洗顔に時間をかけたくなったりしがちです。

しかし、健康的な肌とは、皮脂と水分のバランスが適切に整っている状態のことを指します。

汚れを落としたいがために、手でゴシゴシと擦りすぎる、または洗顔ブラシなどを使ったケアは、かえって肌を痛める原因になるので避けましょう。

また、洗顔の回数も重要です。1日に何度も洗わず、朝と夜に1回ずつと、1日に2回までとしましょう。

2-2.毛穴汚れが気になる場合

浴槽に入る女性

それでも毛穴汚れが気になる方の場合は、洗顔前に汚れが落ちやすい状態を作ってあげることが大切です。

タイミングとしては、夜の洗顔時に、38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かった後、毛穴が開いた状態で洗顔すると良いでしょう。体が温まり、毛穴が開けば汚れが落ちやすくなります。

ゆっくりお風呂に浸かる時間はリラックス効果も得られるため、一日がんばった心と体を癒してくれます。

また、いちご鼻など、特に毛穴汚れが気になる箇所を集中的にケアしたい場合は、洗顔前にこちらの3つのケアがおすすめです。

①蒸しタオルで鼻を温める
②入浴の際にラップで鼻を包み、湯船に20~30分浸かる
③手で温めたホホバオイルやオリーブオイルを鼻につけて1分放置した後、マッサージを行い、コットンでふき取る

この中から、取り組みやすいものから選んで行いましょう。

▼さらに詳しい「いちご鼻」解消法についてはこちら

https://wellmethod.jp/strawberry_nose/

もういちご鼻にさようなら! もっとも効き目のある5つの治し方

2-3.洗顔後にはすぐに保湿を

化粧水を手に取る女性

美肌を作るには、丁寧な保湿も必要です。

洗顔後や入浴後は、肌が裸の状態で、急速に乾燥が進みます。

肌がベタつきやすい夏場の時期は、そのベタつく感覚により十分な潤いが保たれていると思われがちですが、気がつかない間に乾燥が進んでいます。

どの季節であっても、乾燥肌の方はもちろん脂性肌の方も、すぐに化粧水で肌に十分な水分を与え、水分の蒸発を防ぐために乳液・クリームなどの油分で蓋をしましょう。

▼より潤いを与えるためのスキンケアの方法

https://wellmethod.jp/skincare/

いつものスキンケアを“ご自愛タイム”に変換する洗顔・化粧水との付き合い方

3.タイプ別:洗顔料の種類

洗顔料にはさまざまなタイプのものがあります。それぞれ特徴があり、メリットデメリットがあるため、ご自身の肌やライフスタイルに合うものを選ぶことが大切です。ここでは代表的な6種類についてご紹介します。

3-1.フォームタイプ

洗顔フォーム

洗顔料の中で最もポピュラーなタイプです。フォームタイプは、チューブなどの容器に入っているものが多いため、衛生的で旅行などの持ち運びにも便利です。

一方、洗浄力や保湿力を高める「合成界面活性剤」が含まれているので、洗浄力は比較的強いと言えます。必要以上に皮脂を洗い流してしまう可能性があります。

また、フォームタイプは、洗浄力が強いさっぱりタイプ、保湿力が高いしっとりタイプ、美容成分が配合されているものなど、さまざまな肌質に合ったアイテムがあります。

乾燥肌や混合肌の方は、保湿力が高い製品を選ぶようにしましょう。
敏感肌の方は、ツッパリ感やピリピリ感を感じる場合もあるので注意が必要です。

3-2.ジェルタイプ

ジェルタイプは、他と比べて水分量が多く、泡立ちが良いのが特徴です。また、洗浄力が高く洗い上がりがさっぱりしています。そのため、テカリやベタつきの気になる脂性肌の方におすすめの洗顔料です。

一方で、乾燥肌や敏感肌の人が使用すると、ツッパリ感を感じる可能性があります。

また、使用する場合は「すすぎ」が大切です。洗顔料を洗い流してもヌルヌル感が残る場合は、その洗顔料の保湿効果ではなく「すすぎ残し」が原因の可能性が高いためです。肌荒れやニキビの原因にもなるので、しっかり洗い流しましょう。

3-3.固形石鹸タイプ

固形石鹸

固形石鹸タイプは、フォームタイプや泡タイプに比べてシンプルな成分で構成されることが多く、安全性が高いと言えます。

天然素材で作られた固形石鹸は肌に優しいイメージがありますが、洗浄力は高いもの。
肌のツッパリ感を感じる製品は避けるように気をつけましょう。

石鹸は「弱アルカリ性」です。お肌が健康な人は、表面は弱酸性なので、アルカリと酸が合わさり肌表面で中和され、洗浄力はマイルドになります。

お肌が乾燥しがちな人は、肌表面がアルカリ性に傾きがちなので、中和作用が働かず乾燥を招きがちになります。そのため、固形石鹸タイプは、脂性肌の方に向いています。

また、固形であることから、泡立てには時間がかかることがあります。その場合は洗顔ネットを活用しましょう。

3-4.パウダータイプ

パウダータイプは石鹸を粉末状にした、水分を含まない唯一の洗顔料です。水分が含まれていないことから防腐剤が配合されておらず、肌に優しいことが特徴です。そのため、敏感肌や乾燥肌の方におすすめです。

一方、泡立てるのに少しコツが必要になります。手のひらにパウダーをのせ、少しずつ水と混ぜながら泡を作りましょう。泡だてネットを使うと簡単に泡立ちます。

3-5.泡タイプ

泡タイプの洗顔料

泡タイプは洗顔料が泡の状態で出てくるので、手軽ですぐに使えるので便利です。

自分で泡立てる必要がないので、泡立てることが苦手な方や時短したい方などにはおすすめです。たっぷりの泡で洗えるため、肌への摩擦を減らすことができてお肌の負担を軽くすることができます。

ただし、発泡成分や不純物などが含まれているものがあるため、敏感肌の方は注意しましょう。

また、他の洗顔料をきちんと泡立てて使用する場合に比べると、泡タイプの泡はキメが粗いことがあります。コストパフォーマンスも他の洗顔料と比較するとやや劣るところがあります。

3-6.オールインワン

オールインワンは、一度に洗顔とクレンジングを行うタイプのもの。一番の魅力は何といっても「手軽さ」です。とにかく時短したい方にはおすすめです。

ただし、ウォータープルーフタイプの化粧品は落ちにくく、洗い残しがおこるケースもあるので注意が必要です。クレンジング剤が含まれているため、洗浄力が強すぎることもあり、敏感肌や乾燥肌の方は避けたほうが無難でしょう。

4.肌質タイプで洗顔料を選ぶ

洗顔料を選ぶ時に一番大切なのは、ご自身の肌質タイプと合ったものを選ぶことです。

肌の皮脂分泌量は人それぞれ異なります。皮脂分泌量と洗浄力のバランスが合わないと、肌の必要な油分を落としてしまいますし、皮脂の洗い残しが発生します。その結果、乾燥肌や肌荒れ、ニキビといった肌トラブルに繋がってしまいます。

 肌質タイプ 洗顔料タイプ
乾燥肌

低刺激・弱酸性・保湿成分が高いもの
※パウダータイプ、フォームタイプ
(保湿力が高いもの)

脂性肌

弱アルカリ性・洗浄力が高いもの
※ジェルタイプ、固形石鹸タイプ

敏感肌

低刺激のもの・合成界面活性剤無配合のもの
※パウダータイプ、天然由来のオーガニックタイプ

混合肌

水分と皮脂のバランスを保つ
※フォームタイプ(保湿力が高いもの)

 

4-1.乾燥肌

乾燥肌の方は刺激が弱いものにプラスして保湿成分が多く配合されている洗顔料を使用しましょう。

皮脂分泌が低下し常在細菌のバランスが崩れると肌はアルカリ性に傾きがちのため、弱酸性のタイプを選ぶと良いでしょう。

防腐剤を含まないパウダータイプや、保湿成分を多く含むしっとり感のあるフォームタイプを選びましょう。

▼乾燥肌の原因と予防策[セルフチェック付き]

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4-2.脂性肌

洗顔をする女性

テカリ・ベタつきが気になる脂性肌の方は、洗浄力が高く汚れをしっかり除去してくれる固形石鹸やジェルタイプを選びましょう。

弱アルカリ性の石鹸タイプであっても、肌表面が弱酸性である脂性肌では、安全に中和できます。

4-3.敏感肌

デリケートな敏感肌の方は、低刺激性のものを選ぶことをおすすめします。合成界面活性剤が入っていない、ナチュラルなタイプは、他の洗顔料に比べて洗浄力は劣りますが、肌への負担が少ないという点が安心です。

また、洗顔料に含まれる防腐剤も肌に負担がかかってしまう可能性がありますので、防腐剤の入っていないパウダータイプや天然由来のオーガニック製品などがおすすめです。

▼敏感肌になる原因とトラブル対策

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敏感肌になる原因は? 困った時のトラブル対策5選

4-4.混合肌

Tゾーンのテカリと、頬や顎などのUゾーンで乾燥が起こり、脂性と乾燥が混在する混合肌。
さっぱりとした洗い上がりながら、保湿成分が多く含まれたフォームタイプがおすすめです。

ただし洗浄力が高いため、洗顔後はしっかりと保湿をしましょう。
混合肌は、落としすぎと水分が十分足りていないことから引き起こされることが多いため、水分と皮脂を適度に保つ洗顔料を選ぶことを意識しましょう。

5.洗顔タイムを自分で自分を労わる時間に

洗顔をする女性

普段、何気なくおこなっている洗顔。

毎日のことなので、特に意識せず、しかも朝の忙しい時間は「できるだけはやく済ませたい」と感じていました。

しかし、洗顔タイムを“自分で自分を労わる時間”と捉えてからは、とても大切なものに感じられるようになりました。

例えば、洗顔料をしっかり泡立てる時間や、洗い上げる順番をしっかり守ること、柔らかなタオルで優しく拭き取るということ。

毎日のルーティンだったそれらの行動を、少しだけ丁寧に扱い、少しだけ意識を変えるだけで、とても幸せなものに変化していきました。

そして、洗顔時の、肌を意識するという行為そのものが、その時のコンディションをチェックする時間にもなります。

肌の汚れを洗うという目的のためだけでなく、「今日は少し肌荒れを感じるな」「今日は少し乾燥気味かも…」と、“毎日自己チェックの時間を作る”という新たな視点を取り入れてみることはとてもおすすめです。

ぜひ、毎日の洗顔タイムを、自分を丁寧に扱う時間にしてみてくださいね。

監修:内科医 桐村里紗

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