こんにちは、WELLMETHODライターの廣江です。

歳を重ねれば自然と外見も変わってきますが、ふと鏡をみたときに「あれ? 顔にこんなにシワがあったかな」「急に顔が老けてきたな」と感じることはないでしょうか。

皮膚のたるみやシワなど、年齢を重ねると女性はそれなりに悩みがでてきますが、この老け顔の原因は、ゴルゴライン(ゴルゴ線)のせいかもしれません。

目の下にできるクマでもシワでもほうれい線でもないゴルゴライン。

筆者自身も以前、写真に写った自分の顔にゴルゴラインがうっすら見えたときには、年齢を感じるとともにショックを受けたことがありました。

なんとかメイクでカバーしようと試みましたが、「このままずっとゴルゴラインが残ったままになるのか」「ゴルゴラインは改善するのだろうか」なんて不安に思った経験もあります。

実はゴルゴラインは20代でも悩む人がいるほど幅広い年代の女性が抱える悩みの一つでもあります。

一方で、ゴルゴラインが全く現れない人もいます。

この差は一体何でしょうか。

また、骨格や生まれつきなども関係するのでしょうか。

今回はゴルゴラインができる原因や改善するためのセルフケアなどについてご紹介します。ゴルゴラインを改善し、若々しいフェイスを手に入れましょう。

1.ゴルゴライン(ゴルゴ線)とは?

ゴルゴライン

ゴルゴライン(ゴルゴ線)とは、目頭から頬の中心へ45度に走るラインのことを指します。

正式には「ミッドチークライン」と呼ばれ、有名な漫画「ゴルゴ13」の主人公の顔に似たような線が描かれていることから、通称「ゴルゴライン(ゴルゴ線)」と呼ばれるようになりました。

2.ゴルゴラインが形成される原因

ゴルゴラインは、シワの一つと思われがちですが実はそうではありません。

以下のような要因が関わり、ゴルゴラインが生まれます。

そのため原因に気が付かず放っておくと、さらにゴルゴラインを悪化させることも。

もしご自身のゴルゴラインが気になるようであれば、思い当たる原因がないかチェックしてみましょう。

ゴルゴラインを気にする女性

2-1.表情筋の衰え

目の下側(眼輪筋)などの表情筋が衰えると、頬がたるんでくぼみができ、ゴルゴラインができやすくなります。

2-2.加齢

加齢によりコラーゲンが低下すると、肌の弾力が低下し、頬周辺の皮膚がたるむことでくぼみができることがあります。

また加齢とともに皮膚や皮下組織も萎縮し、肌の水分保持能力や弾力などが低下することで、ゴルゴラインが目立ちやすくなります。

2-3.脂肪の下垂

筋肉やコラーゲンなどの組織が衰えることで、皮下脂肪が支えられなくなり、下垂します。そのために、ゴルゴラインを強調させることがあります。

2-4.表情の癖

顔の中心に向かってシワを寄せるような表情の癖はシワが定着しやすくなり、ゴルゴラインができやすくなります。

2-5.生まれつき

ゴルゴラインは、老化や肌環境の悪化によって引き起こされる場合と、骨格や脂肪の付き方などが原因で起こることがあります。

子どものころからゴルゴラインがある場合には生まれつきの骨格が原因であることがほとんどです。

骨格の場合は遺伝するケースが多いので、親にゴルゴラインがあれば子どももゴルゴラインができやすいといわれています。

2-6.生活習慣の影響①人とあまり話さない

人と話す機会があまりなく、表情筋をあまり動かさないと頬はたるみやすくなるため、ゴルゴラインができやすいといわれています。
一方で、日頃からよく笑いよく話すなど表情筋を使う人はゴルゴラインができにくいといわれています。

2-7.生活習慣の影響②長時間スマートフォンやパソコンを見ている

ゴルゴラインの原因スマホ

スマートフォンやパソコンなど長時間画面を見続けると目が疲れ、目元の血流が悪くなります。

その結果、むくみの原因となり、ゴルゴラインができやすくなります。

2-8.生活習慣の影響③喫煙習慣がある

喫煙は体の血流を悪化させる原因の一つです。

血流の悪化は、皮膚の新陳代謝を低下させ、肌の乾燥や皮膚の弾力低下・シミやくすみ、肌の老化などを招く原因となります。

そのため、喫煙習慣により老化した肌はゴルゴラインも悪化させる可能性が高いといえます。

3.ゴルゴラインを改善する8つのおススメケア

ゴルゴラインは「老け」の印象を与えやすいため、若々しい顔立ちを目指すには、すぐにケアをしていく必要があります。

今回は、目の下の線を消す方法として自宅でできるセルフケアについてご紹介します。ぜひ生活に取り入れてみてください。

3-1.保湿力の高いスキンケアに切り替える

ゴルゴラインケア保湿

肌の乾燥は、乾燥やシワの原因になるだけではなく、ゴルゴラインを形成する要因にもなります。

そのため、日頃のスキンケアには保湿効果の高いものを取り入れ、常に肌が乾燥しないように努めましょう。

▼医師の私がこれだけは手放せない!乾燥対策に本当に潤う成分とは?

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3-2.マッサージをして筋肉のコリをほぐす

目の酷使などで疲れがたまっている場合は、筋肉のコリをほぐすマッサージを取り入れましょう。

目や頬周辺のコリが溜まると、筋肉が衰える原因となり、ゴルゴラインができやすくなります。

この時に、皮膚に摩擦を加えないように気をつけましょう。摩擦は、皮膚の老化の大敵です。

1.フェイスラインの筋肉をほぐす方法

まずは顎から耳の下へ、顔のラインに沿って、骨をつかむようにゆっくり押して、顔の筋肉をほぐします。

2.頬周辺の筋肉をほぐす方法

頬骨を親指で押し上げた状態で口を開閉します。
小鼻側から耳にかけて親指を移動し、5箇所で口の開閉を行いましょう。

3.目周辺の筋肉をほぐす方法

目周辺の骨のくぼみを優しく気持ちの良い程度の力加減で押します。
上側は親指を使い押し上げるように、下側は中指を使い押し下げるように行いましょう。
最後に眉頭から眉尻に向かって3本の指を使い、小さな円を描くようにマッサージをします。

3-3.表情筋を鍛える

ゴルゴラインケアで表情筋を鍛える

表情筋のトレーニングは、頬の下垂を防ぎ、目の下の線やくぼみが深くなることを防ぎます。気になる箇所を中心にトレーニングしましょう。

1.頬周辺のトレーニング

口を軽く開き、上側の前歯を突き出すと同時に下唇と顎を内側へ引き寄せます。そのまま10秒キープします。

このとき、目線は上にキープしたまま、頬骨の下側を指で軽く押して頬の筋肉を引き上げるように行いましょう。

2.頬と目周辺のトレーニング方法

(1)頬を4本の指で軽く押さえ、口を開けて唇を歯に巻きつけます。
(2)目を細めるように閉じる・開けるといった動作を5~10回繰り返し、目周辺と頬の筋肉を刺激しましょう。

3.目周辺のトレーニング方法

目を大きく見開いたら、6秒間強く閉じます。

この動作を3回繰り返し、目の奥にある筋肉を刺激しましょう。

3-4.十分な睡眠をとる

ゴルゴラインケアで良い睡眠をとる

十分な睡眠をとることは肌のターンオーバーを整えるだけではなく、ゴルゴラインの予防や改善をするために効果的です。

寝不足が続くと、体のホルモンバランスが崩れ、肌のターンオーバーが乱れる原因となります。

肌のターンオーバーの乱れは、肌のコラーゲンやエラスチンを減少させ、乾燥やたるみといった肌トラブルを招く原因となります。その結果、ゴルゴラインができやすくなります。

寝不足気味の方は、まずは十分な睡眠時間を確保するよう意識してみましょう。

良質な睡眠をとるためにも、早めの入浴や寝る前に軽くストレッチやマッサージをするなどしてリラックスタイムをつくることもおすすめです。

▼【医師が解説】“良質な睡眠”をつくるために毎日やるべき習慣・やめるべき習慣

https://wellmethod.jp/sleep_hormones/

3-5.糖化を予防する食生活

ゴルゴラインを予防するためには、コラーゲンの働きを低下させる「糖化」を予防し、健康的な肌作りを行うことが大切です。
糖化は、老化の原因とされています。

過剰な糖がコラーゲンなどのタンパク質に結合してしまう「コゲつき」が、「糖化」です。
糖化を予防するには、血糖値を上げない食生活が重要です。砂糖や果糖を含む甘いもの、炭水化物の摂りすぎに注意しましょう。

また、糖化には、酸化が関連していますので、抗酸化も必要です。ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなどは積極的に取り入れると効果的です。

コラーゲンは、タンパク質でできていますので、タンパク質が不足しないよう、バランスの良い食生活を心がけましょう。

3-6.紫外線対策をする

ゴルゴライン対策でUVケア

紫外線は肌の内部のコラーゲンにダメージを与え、ハリや弾力低下の原因となりゴルゴライン形成の要因となります。

そのため、1年間を通じて紫外線対策を行い、紫外線からの肌へのダメージを減らしましょう。

日差しの強い日や長時間外出時だけではなく、外出しない休日も窓から紫外線A波が入ってくるためUVケアを行うことがおすすめです。

3-7.よく笑う

ゴルゴライン防止には、よく笑い表情筋を使うことが効果的です。笑いは老化防止に通じる最適な方法です。

ちなみに、笑いジワの原因にはなるとされていますが、シワを予防するために「笑わない」ことはむしろ窮屈ではないでしょうか?

3-8.眼精疲労を防止する

スマートフォンやPC、テレビなど、眼精疲労の原因になるものの使用はなるべく避けるようにしましょう。

日頃から目が疲れやすい人は、時間を区切るなどして適度な休憩を入れ、マッサージ・ホットタオル・ホットマスクなど取り入れるなどして眼精疲労をためないような工夫を心がけましょう。

4.早めのケアでゴルゴラインとサヨナラしましょう!

ゴルゴラインをケアした女性

ゴルゴラインの予防や改善は、早めにケアしていくことが大切です。

私たち40~50代は仕事、家事、育児、介護…となかなか時間が取れず、気が付くとあっという間に一日が終わっていることもあります。

しかし、ゴルゴラインを悪化させないためには日頃の生活習慣のちょっとした心がけで大きく変わります。

筆者もなかなか時間が取れない一人ですが、朝のメイクをする前や、入浴中のちょっとした時間にマッサージや表情筋のトレーニングを行うよう意識するようにしています。

短い時間で定期的に行えるので、結構おすすめです。

みなさまも、できてしまったゴルゴラインを「年齢的に仕方がない…」とあきらめる前に、ご自身のケアや生活習慣を一度見直してみてはいかがでしょうか。

生活習慣の見直しはゴルゴラインだけではなく、体全体の自律神経を整える効果が期待できます。

少しの工夫が5年後、10年後の自分の肌への結果とつながります。

輝く毎日を過ごしていくためにも、一日一日を丁寧に過ごしていきましょう。

この記事の監修は 医師 桐村里紗先生

【医師/総合監修医】桐村 里紗
医師

桐村 里紗

総合監修医

内科医・認定産業医
tenrai株式会社代表取締役医師
日本内科学会・日本糖尿病学会・日本抗加齢医学会所属

愛媛大学医学部医学科卒。
皮膚科、糖尿病代謝内分泌科を経て、生活習慣病から在宅医療、分子整合栄養療法やバイオロジカル医療、常在細菌学などを用いた予防医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。
監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)。
現在は、執筆、メディア、講演活動などでヘルスケア情報発信やプロダクト監修を行っている。
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」には腸内環境評論家として出演。その他「とくダネ!」などメディア出演多数。

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著作・監修一覧

  • ・新刊『腸と森の「土」を育てるーー微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)
  • ・『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)
  • ・「美女のステージ」 (光文社・美人時間ブック)
  • ・「30代からのシンプル・ダイエット」(マガジンハウス)
  • ・「解抗免力」(講談社)
  • ・「冷え性ガールのあたため毎日」(泰文堂)

ほか

廣江 好子

【ライター】

美容・健康ライター。
ダイエッター歴○十年から脱却した、美を愛するアラフォー健康オタク。
趣味は料理と筋トレ。

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