はじめまして “生活者に役に立つことしか伝えたくない”編集長クリモトです。
皆さまはじめまして、こんにちは。
満を持して登場。WELLMETHOD編集長のクリモトです。
WELLMETHODは、化学マテリアルのメーカー・ダイセルが運営する、大人の女性のためのウェルエイジング・ブランドで、まだ立ち上がったばかり。
世の中のほとんど誰にも知られていないこのブランドの価値をどんどん高めて、日本中の女性のウェルビーイングを叶えることが私の使命です。
目次
1.WELLMETHODのありたい姿
このブランドのポリシーは、「生活者に役にたつことしか伝えない」ということ。
そんなの当たり前じゃん!! って思いません?
私だってそう思いたいけど、実際はそうでないのが現状。
フェイクニュースのように悪意をもって氾濫する類のものは言語道断ですが、世のため、人のためを思って放たれた情報でさえ、誤っていることが多々ある世の中。
例えば、学生時代にならった歴史だって、私が学んだ数十年前と今では、全然違う内容になっていることだってあるように、日々の進歩で新しい事実やエビデンスが得られることで、情報はどんどん古くなっていってしまうのです。
2.その思いを本物にするために
せっかく皆さまに情報をお届けする場所をつくったのに、お伝えする内容が古いのでは、決して役に立っているとは言えません。
そのため、編集長である私自身も常に新しい情報を求めて、学術情報誌に目を通したり、勉強会に出席したりしています。が、私個人が深く理解できるとなると、分野が限られます。
自信をもって語れる、皆さまのお役に立てる情報は、メノポーズカウンセラー※の端くれとして学んだ、女性ならではのお悩みに関する部分を少々と、マニアックな“でんぷん関連”のお話。
あとは、愛猫の写真を添えて、みなさまを温かい気分にさせることくらいしか思いつきません。
新しくて、正しくて、読んだ人の気持ちを動かせるような、そんな記事を届けたい。
その強い気持ちをあきらめずに、このブランドから発信する内容をより充実させていくために、予防医療のスペシャリストである桐村先生をくどいて、全般的な監修をお願いしたのです。
メノポーズカウンセラー・・・NPO法人「更年期と加齢のヘルスケア」の行っている認定資格で「メノポーズ」とは更年期のこと。更年期の女性のヘルスケアに関する知識を深め、薬物投与だけではなく生活習慣の見直しの重要性などを伝え、個々に寄り添ったアドバイスができるようになることを期待されています。
3.本当に伝えたいこと
私たちWELLMETHODは、すでにいくつかの商品も持っていますが、このブランドサイトの記事では、商品のことよりももっと興味を持ってもらえる内容にこだわってコンテンツを作っています。
もちろん、私たちのアイテムを選んでもらえたら、それはとても喜ばしいことですが、世の中にはいろんな商品があふれていて、その人それぞれ、必要なモノは違う。
私たちの商品が全ての人に必要なモノかといったら、決してそうではない。
必要ではない人に押し付けるように商品を買っていただいたとしても、それは購入いただいた人にとっても、私たちにとっても悲しい結果しか生まないでしょう。
それよりも、どんな商品が自分にとってマストなのか、ちゃんと考えられる人を増やしたい。
大切なお金を無駄なことに使わせないためにも、正しい知識を身につけてほしい。
あふれる情報の、どれが正しくて、どれが間違っているのか、見極められる人を増やしたい。
そんな想いではじめたのがこのWELLMETHODなのです。
4.生活者の役に立つかどうか
「生活者に役にたつことしか伝えない」。
この考え方は、現職に就くずっと前から思っていたことです。
前職時代にも、直接生活者のみなさまにモノを届けるヘルスケア業界にいた私は、自社や他社がお客様に向けて発信する広告の内容に、辟易としていました。
5.インパクトと錯覚の盛り合わせ
例えば、健康食品に含まれるとある栄養素を、野菜やお魚に例えて換算しているような広告。
食物繊維がレタス〇個分とか、DHAがまぐろ〇切れ分(赤身)みたいなコピー。目にしたこと、ありませんか?
もしそのアイテムが、レタス由来の食物繊維でつくりました! とか、まぐろの赤身由来のDHA配合です! という、実際レタスやまぐろを原料にしている商品だったら、まだわかります。
でも、たいていの場合、レタスやまぐろは全く関係ない商品なのです。
6.最適な比較対象かどうか
食品に含まれる食物繊維の量を比較して語りたいなら、実際たくさん食物繊維が摂れる食材や、それらの食材を使って調理したものにどのくらい含まれているのかをお伝えした方がわかりやすい。
レタスって、食物繊維多いようなイメージをお持ちかもしれませんが、100gあたり1~2g程度。野菜の中でも特段多い部類ではありません。
同様に魚のDHA量をいうなら、それほどたくさん入っていない赤身の魚で語るのではなく、たっぷり含まれている青魚で語るべき。
あえて、そこまでたくさん含まれていない食材を比較対象にあげて錯覚させている、そんな風に消費者をだますようなことは絶対したくないと思うのです。
7.広告で“効能効果”はいいにくい
とはいえ、そういう広告を出している広告主も、本当は、生のレタスまるごと1個あたりにどのくらいの食物繊維が含まれているのか、まぐろの赤身1切れにどれくらいのDHAが含まれているのか、なんてことを伝えたいわけではないはずなのです。
本来は、買ってほしい商品そのものに含まれる食物繊維の量や、DHAの量、そしてその数字が示す意味、それを摂取することで叶えられる健康効果を伝える方がずっと価値があるってわかってるのです。
それでも各社がこうやって、広告に要らぬ工夫をしているのは、日本国内では、食品の摂取で身体に何らかの効果があることを、おいそれとは訴求できないルールがあるからなのです。(そのあたりの解説はまた別の機会に!)
だからといって、錯覚させればいいということでもないでしょう?
WELLMETHOD的な発信では、こういう裏事情も含めて、われわれの想いを伝えていければと思っています。
8.他がやらないようなことをやる
ヘルスケア業界に“後発”で参入した私たち。
消費者の皆さまに知っていただき、信頼していただくために、これから、他の人がやらないようないろんなことを始めてみようと思っています。
正しいことを伝えることにとことんこだわり、それでいながら、読んでいる人の心を動かせるような、ちょっとエッジのきいたこともお伝えできたらいいなぁ。
まぁ、そんな高い理想を掲げているわけですが、どこまで行きつけるのかは乞うご期待!
世の中の潮流を感じ取り、あるべき姿をどう進化させるのか。
人間の生活に関わるすさまじい変化の波に、どう乗っていくのか、また、立ち向かうのか。
誰かの真似ではない、私たちにしかできないことを探し続けていきます。
とにかく、記事を読みにきてくれた人が、またこのサイトに来よう、そんな風に思ってもらえることを願って!!
この記事の執筆は 栗本 雅子
栗本 雅子
1978年生まれのB型。
ヘルスケア業界に15年従事したのち、2018年11月より現職(株式会社ダイセル)の新規事業であるヘルスケア部門に配属、WELLMETHODを立ち上げる。
役に立つことしか伝えないをモットーに、言葉にこだわったマーケティング活動を展開中。家族は猫7匹(ほぼ保護猫)と夫1人。