片頭痛に悩む多くの方は、「治らない」「付き合っていくしかない」と考えておられると思います。
場合によっては、脳外科的な手術で根治する場合もありますが、一般的には、対症療法しかないと考えられている慢性疾患です。

WELLMETHODチームの久徳さん(30代、女性)も、慢性的な片頭痛を抱える一人。

そんな久徳さんが、最先端かつホリスティックな心身からのアプローチで根本原因を本気で探り、本気で治すことにコミットした話題の「ルークス芦屋クリニック」に受診相談しました。

この度、チームWELLMETHODにも加わって頂いた城谷院長と、奥様で臨床心理士の仁美先生と一緒に、心身の原因を探り、根本的なアプローチを見つけていきます。

前回、城谷院長に初診の検査結果を解説頂き、亜鉛やマグネシウム不足、隠れたストレスなど、あまり自覚がない割に問題があった久徳さん。
診察後には、臨床心理士の仁美先生の心理テストを受けて、意外な自分を発見することに。

監修医で普段から患者さまをルークス芦屋クリニックにご紹介している桐村が、医師の視点で解説致します。

▼前回までの記事

【医師が推薦】根治にコミット!話題の腸と心の専門クリニックを調査vol.1

https://wellmethod.jp/lukes-ashiya-1/

片頭痛や肩こり「不定愁訴」の本当の原因は? 根治にコミットするクリニック医師徹底レポートvol.2

https://wellmethod.jp/lukes-ashiya-2/

1.統合医療は心が根本アプローチ

ルークス芦屋クリニックでは、1本の木で、統合医療を表現しています。
その根っこが、心。

1-1.根っこをみる医療は「心」

木を想像してみて下さい。
葉っぱが元気であるには、立派な幹が必要ですが、そのためには、根っこがしっかりと健康である必要があります。

根っこをみる医療は「心」

ルークス芦屋クリニックでは、

・「葉」を見る医療:症状を抑える従来の医療
・「幹」を見る医療:栄養バランス、毒素、腸内環境など、より根本的な原因に対処して細胞レベルで元気を取り戻す医療
・「根」を見る医療:「心理カウンセリング」などによる心理的なアプローチ

と捉えて、「葉」 「幹」「根」を統合していくことが、「統合医療」であると考えています。

心理的なストレスやトラウマ、考え方の癖により症状が起こっている場合、どんなに、葉っぱや幹を元気にしようと思っても良くなりません。
クリニックで、心からもしっかりアプローチできることが、ルークス芦屋クリニックの稀有なところです。

1-2.病は気からは科学になった

病は気からは科学

「病は気から」は、ホリスティック医療の分野においては当たり前とされて来ましたが、西洋医学では「眉唾」のように考えられて来ました。

ところが、最新の脳科学研究や腸内細菌の研究から、内臓と脳は常に双方向のネットワークで繋がっており、多くの身体的な病気には、心が関連する「心身症」としての側面があると考えられるようになって来ました。

特に、腸と脳が双方向に連携している腸脳相関は、腸内細菌の発展と共に多くの最新研究が発表されるようになりました。
腸内細菌の変化や腸の運動と脳機能や精神の関係も解明され始めています。

ストレスや感情、トラウマ的な記憶は、自律神経系やホルモン分泌や免疫の働きなどを介して、内臓や身体の部分に影響を与えています。

脳科学者のアントニオ・ダマシオは、人は、何かの刺激が脳に入ると、まず感情が生まれる前に自律神経系などを通して、脳から身体に情報を送り、身体で感知した情報を脳にフィードバックすることで感情が生まれると言う説を唱えています。
感情とは、身体が感知した情報であり、常に身体と感情はセットだと考えられています。

私自身も診察をする中で、問題のある特定の臓器や身体の部分と感情やトラウマ的な記憶などの潜在意識が紐づいていることをしばしば経験します。
身体的なアプローチをしても成果がなく、心理的なアプローチをすることでようやく問題から解放されることも珍しくありません。

1-3.初診時から心理テストが可能

ルークス芦屋クリニックでは、初診時に原則すべての人に、城谷先生の診察後に、臨床心理士の仁美先生による心理的なテストが実施されます。

初診時は、絵を描く描画検査の手法を用いています。

絵に投影される情報を分析することや、描画の過程で自分の感情や心理状態、またその変化を客観的に自己認識し、自己洞察することで、治療に役立てることができます。

継続的に受けることで、解放やシフトのきっかけにもなります。

1.バウムテスト

バウムテスト

バウムテストは一本の木を描くことで、その人の無意識を探っていくテストです。
白い紙に一本の木を描くことで、その人の無意識が投影されると言う心理テストで、スイスの心理学者のカール・コッホが開発しました。

描かれた木を通して、その人の自己像を知り、精神状態やパーソナリティを分析します。
木の全体の印象から、細部の形状や位置、描き方など様々なポイントを心理士が解釈し、評価していきます。

2.風景構成法

自己の投影をみる心理テストであると同時に、芸術療法の一種です。
ルークス芦屋クリニックでは、継続的な心理療法として箱庭療法を行う前に、それを実施して大丈夫な心理状態かの判断にも用いています。

白い用紙に、クレヨンやサインペンなどを用いて、心理士の指示された要素を元に、自身で風景を描いていきます。
それを多角的に分析することで、精神状態やパーソナリティを推測していきます。
描画の過程で、自己認識することにも役立ち、自己を深く洞察することで、自己変容のきっかけにもなることがあります。

1-4.久徳さん(30代女性)の場合

久徳さん

片頭痛と若い頃からのコレステロールの増加が主訴であるものの、それ以外は特に自覚症状もなく、問題がないと感じていた久徳さん。
ですが、自分自身ではストレスを自覚していないものの、どうやら体にはストレスがあるらしいと言うことが、身体的な検査と城谷先生の解析の中で分かりました。

前回の記事はこちら

片頭痛や肩こり「不定愁訴」の本当の原因は? 根治にコミットするクリニック医師徹底レポートvol.2

https://wellmethod.jp/lukes-ashiya-2/

心理状態はどうなのでしょうか?

風景構成法

1.仁美先生のコメント

※プライバシーに配慮し問題ない範囲でシェア頂いています。

久徳さんの場合は、「風景構成法」に特徴がありますね。

全体的に、アイテムが多いです。ニッチなところを掘り下げる傾向があるので、大きなところを見るのは苦手でしょうか。
職人タイプですね。

また、全体的に要素が散らばっている印象があります。
日常的に、外からの刺激がたくさん入っているので、それが無意識のストレスとなっている可能性がありますね。

どちらかと言うと、心理面に影響すると言うよりも、身体化しやすい、つまり影響が身体に影響が現れやすいタイプかと思います。

近いところを見るときに寄り目(輻輳反射:ふくそうはんしゃ)ができていないので、近いところを見る作業でも、すごく疲れるはずです。

(輻輳反射:ふくそうはんしゃ)

※仁美先生の指摘をうけて輻輳反射を確認する城谷先生

2.受診した久徳さんの感想は?

初めて心理テストを受けて最初は身構えてしまいましたが、仁美先生とお話ししているうちに、自分の想いがだんだんと溢れてきて、話した後はとてもスッキリしました。

結果についても、自分でも気づけなかったところや納得感もあって、
自分と向き合うことで、楽に過ごせるようになるのではないかと思いました。

3.心理テストにより思わぬ発見

心理テストで発見

監修医・桐村の印象でも、久徳さんは、片頭痛とコレステロール以外には問題がなく、特に日常的にも不調を感じておらず、どちらかと言うとあまり深刻ではなく大らかな印象でした。

でも、身体検査では、ミネラルの欠乏や気づかないストレスが分かり、心理テストでは、実は細かなことを掘り下げて、かつ外的な刺激に感受性が高く、ストレスの原因になっている可能性が分かりました。

もし、「別に問題ないや」とこれらを無視していたら、どこかで無理が蓄積して倒れていた可能性も否定できないかと思います。

多くの患者さんは自分の身体の不調にまさか心理的な状態が関連しているとは思っていませんが、久徳さんの例にみるように、特に自覚がなくとも、大きな問題を感じていなくとも、心理状態は身体に影響を与えています。

原則すべての人に実施する心理検査ですが、中には「受けたくない」という方もいらっしゃるので、実際にはケースバイケースとなります。潜在的に心を見つめることを避けている場合や、問題が大き過ぎてまだ触れてはいけない段階である場合、自分が心を解放することを許可していない場合などもあります。

城谷先生と仁美先生は、そんな患者さんの心の状態に寄り添いながら、一人一人に合ったアプローチを提案してくださいます。
どうか安心して、ご相談なさってみてくださいね。

(つづきはこちら

【医師が推薦】根治にコミット!話題の腸と心の専門クリニックを調査vol.1

https://wellmethod.jp/lukes-ashiya-1/

▼片頭痛や肩こり「不定愁訴」の本当の原因は? 根治にコミットするクリニック医師徹底レポートvol.2

https://wellmethod.jp/lukes-ashiya-2/

▼片頭痛・脂質異常症|現代型栄養失調と不調の意外な関係がここまで分かる「分子栄養検査」vol.4

https://wellmethod.jp/lukes-ashiya-4/

【医師が調査】アトピー性皮膚炎完治を目指す腸内環境改善|根治にコミットするクリニックに相談したvol.5

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ルークス芦屋クリニック

〒659-0092 兵庫県芦屋市大原町8-2むービル2F(JR芦屋駅から北へ徒歩4分)
ホームページ:https://lukesashiya.com/
電話番号:0797-23-6033
Email:lukesashiya@gmail.com
※メールで医療に関するご質問にはお答えできません。

ルークス芦屋クリニック

この記事の執筆は 医師 桐村里紗先生

【医師/総合監修医】桐村 里紗
医師

桐村 里紗

総合監修医

内科医・認定産業医
tenrai株式会社代表取締役医師
日本内科学会・日本糖尿病学会・日本抗加齢医学会所属

愛媛大学医学部医学科卒。
皮膚科、糖尿病代謝内分泌科を経て、生活習慣病から在宅医療、分子整合栄養療法やバイオロジカル医療、常在細菌学などを用いた予防医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。
監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)。
現在は、執筆、メディア、講演活動などでヘルスケア情報発信やプロダクト監修を行っている。
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」には腸内環境評論家として出演。その他「とくダネ!」などメディア出演多数。

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著作・監修一覧

  • ・新刊『腸と森の「土」を育てるーー微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)
  • ・『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)
  • ・「美女のステージ」 (光文社・美人時間ブック)
  • ・「30代からのシンプル・ダイエット」(マガジンハウス)
  • ・「解抗免力」(講談社)
  • ・「冷え性ガールのあたため毎日」(泰文堂)

ほか