こんにちは、WELLMETHODライターの廣江です。

「あれ? こんなところにシワが!」
「腹話術の人形みたい…」

筆者を悩ませるのは、口角から下へ伸びるシワ、「マリオネットライン」です。
筆者と同じように、腹話術の人形のようなシワに悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

筆者は、40歳を過ぎてから、顔のシワが気になりだしました。

これまで目尻のシワやほうれい線には気がついていましたが、まさかマリオネットラインが自分にできるとは思ってもいませんでした。

腹話術のようなシワを見たときはショックと焦りで、気持ちが沈んでしまい、口元をマスクで隠すことも。

しかし、マスクを1日中つけているわけにもいきませんし、写真を撮る時には外すので、どうしても記録に残ってしまいます。なんとかこの悩みを解消するべく、マリオネットラインを軽減できるケアをはじめました。

今回は、マリオネットラインを解消するストレッチやおすすめのケアについてご紹介します。

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1.マリオネットラインとは?

マリオネットラインとは、口角から下へ伸びる溝のことです。ほうれい線の下側にできるのが特徴です。

笑っている時はあまり目立たないのですが、口を閉じていると腹話術の人形の口元に似ていることからマリオネットラインといわれています。

マリオネットラインは口角が下がっているように見えるため、他者から見ると不機嫌そうに見えたり、表情が暗く見えたりすることもあります。

自分は不機嫌ではないのに、そのように見られてしまうのは悲しいですよね。

マリオネットライン
▲マリオネットラインとは、赤い丸の位置にできるシワのこと

2.マリオネットラインができる原因とは?

マリオネットラインができる原因は、加齢によるものだけではありません。

意外かもしれませんが生活習慣と大きな関係があり、これまで無意識に行っていたことが影響していることもあります。

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2-1.頬の筋肉のたるみ

頬のたるみを気にする女性

年齢を重ねると体の筋肉が衰えていくのと同じように、顔の筋肉も衰えていきます。
マリオネットラインの原因の一つは、頬の筋肉のたるみです。

顔には多くの表情筋があり、その表情筋を靭帯が支えています。

靭帯は加齢によって弾力を失い、筋肉を支えきれなくなった結果、重力によって筋肉が下に引っ張られ、頬がたるんでしまいます。

また頬には皮下脂肪が多く、重力の影響を受けやすいこともたるみの原因といえるでしょう。

2-2.口周辺の筋肉のたるみ

頬の筋肉のたるみだけではなく、口周辺の筋肉のたるみもマリオネットラインの原因となります。

口周辺にある筋肉のなかでも特に注目したいのは、口輪筋(こうりんきん)です。

口輪筋はコラーゲン繊維とゴムのような弾性繊維の束である筋膜にくっついているため、筋膜のハリがなくなり硬直すると、口輪筋をうまく使えなくなります。

また口輪筋は、頬の筋肉がたるむと脂肪の重みに耐えることができなくなり、押し下げられてしまいます。そのため、頬につながる筋肉と口角から下に伸びている筋肉の境界線に溝ができてしまうのです。

2-3.肌の乾燥

シワやたるみを引き起こす原因のひとつに、肌の乾燥があります。うるおいがなくなった肌は、バリア機能が低下し水分保持能力が損なわれてしまうため、弾力がなくなりシワやたるみ等、女性が気になる肌トラブルを引き起こしてしまいます。

2-4.姿勢が悪い

猫背の女性

マリオネットラインに姿勢の悪さが関係していると聞くと、驚く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

姿勢が悪いと体が歪み、頬に下方向への力が加わってしまいます。やや顔を下に向けてスマホを眺める姿勢は、最悪です。その他にも、血行不良で肌の新陳代謝が乱れる原因にもなります。

また猫背の方は、マリオネットラインができやすいので注意が必要です。背中を丸くし、顎が前に突き出たような姿勢である猫背は、顔の筋肉や皮膚がたるみやすいといわれています。

背筋を真っすぐ伸ばして軽く胸を開き、顎を引いて正しい姿勢を意識しましょう。

2-5.噛み合わせが悪い

噛み合わせ

咀嚼は口の周りの筋肉を使います。噛み合わせが悪いと、頬の左右で筋肉の強度に差が生じ、マリオネットラインができやすくなります。

片側でよく噛むクセがある方やよく物を噛まずに食べている人も、同じように筋肉の左右差が生じます。

口元の筋肉を正しく使い、よく噛んで食べることが大切です。

3.マリオネットラインに効果的な顔ストレッチ

舌ストレッチ

マリオネットラインと頬や口元の筋肉には、深い関わりがあります。マリオネットラインを軽減するためには、顔の筋肉を動かすことがとても重要です。

家で簡単にできる顔ストレッチをご紹介します。

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3-1.リンパ流し

顔のまわりは、老廃物がたまりやすい箇所のひとつです。老廃物が滞ると肌の新陳代謝が乱れ、肌の弾力を保つための美容成分が作られなくなります。

リンパの流れを良くするためにも、耳周辺のリンパ管を刺激するストレッチを行いましょう。

1.両手の人差し指と中指で耳を挟みます。
2.手のひらはフェイスラインに当てます。両手で頬杖をついているようなポーズになります。
3.その状態のまま、顔の後ろから手前に向かって、顔を小さく回すように動かします。

3-2.顔ヨガ「ひょっとこ口」

ひょっとこ口は口輪筋や頬の筋肉に効くストレッチです。口周りの筋肉を刺激することで、マリオネットラインの改善も期待できます。

ひょっとこ口

▲右⇒左に唇を移動させ、2〜3セット行います。

 

1.唇をピタリと閉じて小さくすぼめ、前にぐーっと突き出し5秒キープします。
2.唇の形はそのままで、右に移動し5秒キープします。
3.同じように左に移動して5秒キープします。

1~3を1セットとして2~3セット行います。

4.マリオネットラインに効果的な乾燥対策

化粧水をつける女性

マリオネットラインができる原因は、筋肉の衰え以外に肌の乾燥もあげられます。

▼正しいスキンケアの順番とは

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4-1.マリオネットラインと乾燥の関係とは?

肌は表面から表皮、真皮、皮下組織の3層からできています。

表皮はバリア機能がポイントで、紫外線やウイルスなど外部刺激から肌の内部を守るとともに、水分の蒸発を防ぎます。最も外側を守る角質は、細胞間脂質であるセラミドによって水分を保持し、バリア機能を維持しています。肌のターンオーバーが起こる層であり、皮膚の新陳代謝を助ける働きがあります。

真皮は肌の弾力や水分を保持し、肌のハリを作るコラーゲンやエラスチン、うるおいを保つヒアルロン酸などで構成されています。皮膚を栄養する細かな血管や老廃物を排泄するリンパ管があり、酸素や栄養素の運搬、老廃物の排泄を行っています。

皮下組織は、脂肪組織であり、クッションの役割やエネルギーを蓄える役割があります。真皮層に繋がるより大きな血管やリンパ管が通っています。

肌が乾燥すると表皮のバリア機能が低下するため、紫外線などのダメージが真皮層まで到達してしまいます。真皮層までダメージを受けてしまうと、肌の弾力を保つために大切なコラーゲンやエラスチンが破壊され、頬や口元にたるみや小さなシワが生じ、マリオネットラインができてしまうのです。

4-2.マリオネットライン対策には「保湿」

フェイスマスク

マリオネットラインを予防・改善するためには、保湿がカギを握ります。
保湿力の高いスキンケアアイテムを使うことや、洗顔後すぐに保湿することがとても大切です。

毎日のスキンケアを見直してみましょう。

肌の乾燥は冬に起こりやすいですが、実は夏も気を付けなければいけません。紫外線は肌の乾燥を引き起こすため、1年を通して保湿をしっかり行いましょう。

監修医の桐村里紗は、毎晩、セラミド配合のフェイスマスクが欠かせないそうです。

5.自分の顔を鏡で見る時間は何分?

鏡を見る女性

みなさんは、毎日どれくらいの時間、鏡で自分の顔を見ていますか?
朝晩のスキンケア、入浴、お手洗いに行った時など、自分の顔を見る機会は多いと思います。

鏡を見てため息をついてしまうこともあるかもしれません。

しかし、鏡を見て気がつくのはシワやたるみだけではありませんよね。

やわらかな雰囲気やおだやかな印象、もしくは品格や知性は、経験や年齢を重ねたことで得られるものです。

鏡を見る時間をどう使うかで気持ちは変わります。

いつもがんばっている自分を労わったり、慈しむ目線を自分自身に向けてあげることで、もっと自分を愛せるようになり、“今の私”を好きになれるのではないかと思います。

40代・50代はシワなどが気になる年代ではありますが、経験や年齢を重ねたからこそ得たものを観察してみていただく時間を自分にプレゼントしてあげることはおすすめです。

▼医師が提唱する“自分を愛する”ということ

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「愛」を上手にする為のレッスンSTEP1#ドクターLISAの心と体のウェル・メソッドvol.2

6.毎日の積み重ねの効果を得られる楽しさ

リラクゼーション

いかがでしたでしょうか?

確かに、年齢を重ねることでできる悩みはあります。

鏡を見て、「昔に戻れたらな…」と、つい感じてしまうことはあるかと思います。
筆者も、幾度となくそう感じていました。

しかし、年齢を重ねることで、若い時とは違った「深みのある魅力的な女性」になることが筆者の目標です。

“今の自分を楽しむ”という考え方を取り入れてからは、随分気持ちが楽になりましたし、ストレッチや磨きをかけていく時間が楽しみになりました。

マリオネットラインは、今回ご紹介したストレッチや乾燥肌対策などを毎日続けることで未然に防ぐことができます。

もし今すぐには感じられなかったとしても、1ヵ月後、3ヵ月後、半年後、1年後…と時間の経過とともに顔の写真を撮って、その効果を楽しみにするのも良いのではないでしょうか。

小さな変化を定期的に感じることで、モチベーションもアップするのではないかと思います。

ぜひ、このケアの時間を、“自分を愛する時間”として大切にし、毎日の楽しみにしていただけたらと思います。

監修:内科医 桐村里紗

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