こんにちは、WELLMETHODライターの廣江です。

年齢を重ねていくうちに、肌の悩みが増えてきました。

誰しもが歳を重ねるため、これは当然のことかと思います。
頭ではわかってはいるのですが、若いときには気にならなかったシワやたるみが目立つようになり、自分の顔を見るのが嫌だなと思っていた時期がありました。

しかし、いつまでも避けてはいられないと意を決し、自分の肌と向き合うことにしました。

鏡に映る自分の顔を見て気づいたこと。
それは、「毛穴や黒ずみが思っていた以上に目立つ」ということです。
とくに鼻の頭にはポツポツと黒ずみが目立ち、いわゆるいちご鼻になっていました。

筆者の目指す肌は、つるりとしたゆで卵のような肌です。
年齢を重ねても、このゆで卵肌を手に入れることはできるはず!

これまで、悩みの種である毛穴の黒ずみを撃退すべく、さまざまな方法を試してきました。
時には、毛穴の黒ずみに効果があると一般的にいわれている方法を試してみると、反対に毛穴が目立ってしまうこともありました。

そこで今回の記事では、数多くの方法を試してきた筆者が、自宅でできる「効果があった」と実感した毛穴のお手入れ方法をご紹介します。

1.毛穴のトラブルの種類

毛穴の黒ずみを気にする女性

肌を拡大すると、皮溝(ひこう)という溝と皮丘(ひきゅう)という盛り上がった部分を確認することができます。毛穴は皮溝が交わる部分にあり、皮脂を出し皮脂膜を作ることで肌の潤いを保ち、水分量を調整する役割をしています。

そのため毛穴は健やかな肌と関わりのある大切な器官といえるのですが、同時にトラブルが起きやすい部分でもあります。

1-1.黒ずみ毛穴

鼻の毛穴に多く見られるのが黒ずみ毛穴です。鼻全体がいちごのように見えるため「いちご鼻」といわれることもあります。
この黒ずみ毛穴は原因によって2種類に分けることができます。

▼いちご鼻の詳しい解説はこちら

https://wellmethod.jp/strawberry_nose/

1.角栓タイプ

角栓タイプのいちご鼻は、毛穴が詰まりザラザラしています。詰まっている原因によって、毛穴が黒く見えたり、白色や透明に見えることもあります。

2.メラニンタイプ

メラニンタイプのいちご鼻の場合、毛穴には何も詰まっていません。触った感触もザラザラしておらず、毛穴の周りが茶色のシミのように見えます。

1-2.たるみ毛穴

たるみ毛穴は、毛穴には何も詰まっておらず、毛穴がしずく型や楕円形に大きく開き目立って見えます。

▼たるみ毛穴の詳しい解説はこちら

https://wellmethod.jp/sagging-pores/

2.毛穴トラブルの原因は?

毛穴のトラブルの予防や改善をするためには、原因を知ることが大切です。
原因を知ることで、効果的な正しいケア方法がみえてきます。

2-1.黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴の種類で説明したように、角栓タイプとメラニンタイプに分けることができます。
同じように見える毛穴の黒ずみですが、原因は異なります。

1.角栓タイプ

苺鼻イメージ

角栓とは、皮脂と古い角質が毛穴の中で固まってできたものです。

角栓と聞くと黒っぽくポツポツとした状態をイメージする方も多いと思いますが、角栓は最初から黒色ではありません。できたばかりのときは、白色です。

しかし時間の経過とともに皮脂が酸化し、さらに汚れが付着することによって黒色になってしまうのです。

皮脂が毛穴に詰まる原因は、肌が乾燥していたり、紫外線などでダメージを受けることで皮脂が過剰に分泌するためです。

では、角質が毛穴に詰まる原因はどのようなものでしょうか?

毛穴に詰まる角質は、古い角質です。

本来、肌内部で作られた新しい細胞が肌の表面に近くに押し出されることで、古い細胞は剥がれ落ちていきます。この一連の流れをターンオーバーといいます。

しかしターンオーバーの周期が長くなると、剥がれ落ちるはずの古い細胞が滞留し、毛穴に詰まってしまうのです。

これらの原因が重なり合うことで角栓ができてしまい、毛穴の黒ずみを引き起こしてしまいます。

2.メラニンタイプ

シミ

メラニン色素と聞くと、シミやそばかす、日焼けなど、美肌の大敵というイメージがあるかもしれませんが、紫外線から肌を守る大切な役割があります。

日焼けなどで、メラニン色素が肌の表面にある「表皮」に増えるのは、紫外線からのダメージを防ぐためです。
もし増えなければ、紫外線が肌の奥まで達してしまい、コラーゲンにダメージを与えてシワの原因になるだけでなく、重度の炎症や水ぶくれ、肌細胞の破壊、DNAの損傷など、さまざまなダメージを受けてしまいます。

しかし、とても重要な役割を果たすメラニン色素ですが、過剰に生成されるとターンオーバーによる排出が間に合わず、毛穴周辺に色素沈着を起こしてしまい、黒ずみ毛穴の原因となります。

2-2.たるみ毛穴

たるみ毛穴は加齢や紫外線の影響で肌のハリが失われ、毛穴が重力によって引っ張られてしまうことが原因です。

毛穴の黒ずみのように、毛穴が詰まっていたり色素が沈着しているのではなく、毛穴自体が引っ張られることで目立ってしまうのです。

3.毛穴ケアの基本は汚れを落とすこと

毛穴ケアの基本は、しっかりと肌表面や毛穴の汚れを落とすことです。
しかし注意しなければいけないのは、しっかりと汚れを落とすためにゴシゴシと肌をこするのではなく、正しい方法で汚れを落とすことが大切です。

3-1.クレンジング

クレンジング

ファンデーションなどのメイクアイテムは油分を多く含んでいます。

クレンジングで落としきれなかった汚れがそのまま毛穴に残ってしまうと、角栓を作る原因となってしまいます。

クレンジングはメイク汚れが残らないように丁寧に行うことが大切ですが、時間をかけ過ぎると肌に負担をかけてしまうので、マッサージのように長時間行うのは控えましょう。

3-2.洗顔

毛穴の黒ずみケアにもっとも重要なのは洗顔です。

1日2回は行う洗顔だからこそ、正しい方法を知っておくことが大切です。

正しい洗顔を行うことで、毛穴だけではなく肌全体を健やかな状態へと導いてくれます。

1.洗顔前の予洗い

洗顔の予洗い

肌の汚れを落としやすくするために、ぬるま湯でやさしく予洗いをしましょう。手でゴシゴシするのではなく、軽くお湯をかける程度にして摩擦を避けましょう。

2.洗顔料をたっぷり泡立てる

洗顔の泡

洗顔料を顔の上で泡立てるのではなく、あらかじめ手に取り少量の水を足しながらしっかりときめ細やかで弾力のある泡を作りましょう。

洗顔をしたときに、手が直接肌に触れないくらい弾力のある泡で洗いましょう。

泡の硬さの目安は、手にのせて逆さにしても落ちないくらいが理想的です。

洗顔の泡

3-3.Tゾーンから洗う

Tゾーンは顔全体の中で一番皮脂の分泌が多い場所です。また毛穴の黒ずみが目立つ部分でもあります。

濃密な泡を作ったらまずはTゾーンにのせましょう。くるくる円を描くように指の腹でやさしく伸ばし、毛穴や小鼻など汚れの気になる部分を丁寧に洗います。

Tゾーンが洗い終わったら、皮脂の少ない頬や顎などのUゾーン、最後に皮膚が薄い目元や口元を洗うようにしましょう。

3-4.すすぎはぬるま湯で

すすぎはポイントが2つあります。

1つ目は、30~34℃のぬるま湯ですすぐことです。
2つ目は、すすぎ残しがないようにしっかりと泡を落とし切ることです。泡で洗うときと同じように、力を入れずに泡を溶かすようなイメージでやさしくすすぎましょう。

3-5.タオルでやさしく拭き取る

洗顔後タオルで優しく拭く女性

タオルでついゴシゴシと顔を拭いてしまいがちですが、洗顔後の肌はとてもデリケートです。柔らかいタオルで顔全体を押さえるように、やさしく水分を拭き取りましょう。

▼さらに詳しい洗顔時の大切な心がけについて[肌質タイプ別洗顔料種類付き]

https://wellmethod.jp/facewash/

4.毛穴の黒ずみには入浴タイムを有効活用

毎日の洗顔を丁寧に正しい方法で行うことが毛穴の黒ずみには効果的ですが、入浴タイムを利用して簡単にできるおすすめのスぺシャルケアをご紹介します。

1. 蒸しタオルで鼻を温める
2. 入浴の際にラップで鼻を包み、湯船に20~30分浸かる
 息ができるように鼻の穴にラップが被らないように注意してください
3. 手で温めたホホバオイルやオリーブオイルを鼻につけて1分放置した後、マッサージを行い、コットンで拭き取る

洗顔をする前に毛穴をしっかり開いておくことで、よりしっかりと汚れを落とすことができます。

5.美肌へ導くカギは「保湿」

保湿クリーム

黒ずみ毛穴は、皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れ・紫外線によるダメージによるもの、たるみ毛穴は肌のハリが失われることが原因でしたね。

どちらの場合も正しい洗顔がとても重要ですが、それと同じように大切なのは「保湿」です。

洗顔後の肌は、水分が失われやすいため時間をおかずにすぐに保湿することが大切です。

保湿を十分に行わずにいると肌は乾燥し、ハリを失ってしまいます。また、乾燥することで皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。

保湿アイテムに美白有効成分が配合されているものを使うと、メラニンタイプの黒ずみには効果的です。

これから訪れる本格的な冬の季節では、さらに乾燥が厳しくなります。
このような時は、乾燥が厳しくない季節よりも丁寧なスキンケアを心がけることが大切です。

例えば、化粧水をつけるタイミングでは、何回か重ねて保湿するなど、いつも以上に肌を乾燥から守ることを意識しましょう。

6.こんなケアはNG!

毛抜き

毛穴の黒ずみは見た目ですぐにわかるため、気になるとどうにかすぐに取り除きたいと思いますよね。

ですが間違ったケアでは一時的に黒ずみを取り除くことができたとしても、結果的に悪化させてしまうことがあります。

・剥がすタイプの毛穴パックを使っている
・毛抜きで角栓を抜き取る
・洗顔ブラシで洗顔をする
・毛穴を引き締めるための冷水洗顔

このような行為は、肌に大きな負担をかけてしまうので控えましょう。

7.いつものケアを見直し、ほんの少し自分を労わる時間を持ちましょう

毛穴の黒ずみをケアする女性

毛穴の黒ずみは目立つため、少しでも早く取り除きたいですよね。
だからといって肌に負担がかかるような方法は、正しいケアとはいえません。

またコマーシャルやSNSで評判が良いアイテムを試したくなる時もあるかもしれませんが、毛穴の黒ずみを改善したり健やかな肌を導くためには、毎日行っている基本のお手入れを見直すこと、そして継続することが大切です。

年齢を重ねることは、経験を重ねること。

これまでの経験を活かしながら、日々の小さな習慣を重ねることが大切です。

肌が健やかであれば、気持ちもどこかウキウキすることはありませんか?

年齢を重ねることをネガティブに捉えるか、それともポジティブに捉えるかで今後の人生が大きく変わるのではないかと感じています。

年齢は経験数のバロメーター。

これからもたくさんの経験を積み重ねて、楽しく自分らしい毎日を送りましょう。

監修医:桐村里紗

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廣江 好子

【ライター】

美容・健康ライター。
ダイエッター歴○十年から脱却した、美を愛するアラフォー健康オタク。
趣味は料理と筋トレ。

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【医師/総合監修医】桐村 里紗
医師

桐村 里紗

【総合監修医】
tenrai株式会社代表取締役医師
愛媛大学医学部医学科卒。
臨床現場において、生活習慣病から在宅医療、分子栄養療法やバイオロジカル医療を用いた予防医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。「ヘルスケアは、カルチャーへ」というコンセプトを掲げ、ヘルスケアの「意味」を再定義し、様々なメディアでの発信やプロダクト監修を行っている。
ニオイ評論家としてフジテレビ「ホンマでっか!?TV」「とくダネ!」などメディア出演多数。著書に『日本人はなぜ臭いと言われるのか~口臭と体臭の化学』(光文社新書)ほか多数。

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