シミ対策

女性の大敵・シミ取りの方法といつまでも美肌でいるための予防という考え方

こんにちは、ライターの廣江です。

ある日ふと鏡を見た時に、「あれ! こんなところに、あったっけ……?」

なんて経験、ありませんでしょうか?

あの“まさか”に気がついた瞬間、絶望的な気持ちになったのを覚えています。

それは、女性の大敵・シミ。

出来れば、見なかったことにしたい。

でも、一度気がついたら無視なんて出来ない。むしろ前より気になっている!

当時、ネットでシミ取りの検索をしてみたり(いま思うと無茶しようとしてた)、エステのお姉さんに相談してみたり、レーザー治療をはじめようか、それはそれは、悩んだものです。

実は、シミにはいくつか種類があり、原因もひとつではないのです。

誤った方法を選択すると、余計に肌荒れなんてことも。

この記事では、シミができるメカニズムやシミをつくらないための予防策、できてしまったシミを取り除く方法などを解説していきます。

1.シミのメカニズムと種類

1-1.肌に出るシミの正体

シミとは、メラニンという色素が皮膚の中で過剰に蓄積されて、その色素が部分的に地肌にあらわれてくることです。

メラニンが皮膚の浅い部分に蓄積された場合は茶色や黒いシミになり、深い部分だと灰色や青いシミになります。

人の肌には「ターンオーバー」と呼ばれる代謝のしくみがあり、生成されたメラニンもターンオーバーによって一定のサイクルで体外へ排出されています。

しかし、何らかの原因でターンオーバーのサイクルが乱れると、メラニンが排出されずに皮膚に蓄積され、肌の表面にシミとなってあらわれてしまうのです。

シミ対策

1-2.シミの種類

シミは年齢層や原因、生じる部位などによって種類が分かれます。ここでは代表的な3つを紹介します。

1-2-1.日光黒子

一般的に多いシミがこのタイプです。

長いあいだ紫外線を浴びることで顔だけでなく手や腕、背中の皮膚にも生じますが、かゆみや痛みなどの自覚症状はありません。

40歳以降から年齢に伴って増加し、多くの高齢者で見られるため「老人性色素斑」とも呼ばれています。

1-2-2.肝斑

30代後半から50歳位の女性に多く見られるシミです。

頬骨に沿って左右対称にあらわれるのが特徴で、鼻の下や口の周辺にできることもあります。

女性ホルモンの影響があるとされ、更年期によるホルモンバランスの乱れや、妊娠、経口避妊薬がきっかけで発症することも珍しくありません。

ストレスや紫外線で悪化することもあるため注意が必要です。

更年期をピークに、閉経すると自然軽快することも多くあり、ホルモンに関連したシミです。

1-2-3.炎症後色素沈着

肌あれやニキビ、虫刺され、やけどなどの炎症後に色素が沈着して生じるシミです。

化粧品によるかぶれ、肌を刺激する洗顔、過度なフェイスケアなども炎症が起きやすいため色素沈着につながりやすくなります。

発症のリスクは年齢や性別にかかわりませんが、時間の経過とともにシミが消えていく場合もあります。

3.シミが起こる原因

シミができる原因はひとつではなく、外的なものや内的なものなどさまざまです。原因を知ることは予防にもつながります。4つの主な原因を見てみましょう。

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3-1.原因その1:紫外線によるダメージ

シミができる原因の中でも、大きなウエイトを占めるのが紫外線です。

紫外線による日焼けは肌にダメージを与え、メラニンを活性化させてしまうためシミが発症しやすくなります。

地表に届く紫外線にはUVAとUVBがあり、どちらも肌にとっては大敵です。

波長の長いUVAは曇りの日でも窓ガラスを通過し、肌の奥深くの真皮層にまで到達してしまうため、屋内や車の中にいても油断はできません。

一方、波長の短いUVBは肌表面への攻撃力が強く、アウトドアで浴びすぎると肌が赤く炎症し(サンバーン)、メラニン色素が沈着して(サンタン)、黒ずんだシミができてしまいます。

紫外線の量は春から夏にかけてピークを迎えますが、秋冬でもゼロになるわけではなく、季節を問わず用心したほうがいいでしょう。

3-2.原因その2:ホルモンバランスの乱れ

ホルモンの分泌が一時的に変化することで、肌に影響を及ぼすことは珍しくありません。

特に女性の場合は、思春期・出産・更年期にホルモンバランスが大きく乱れ、肌トラブルが起こりやすくなります。

女性ホルモンの中でも肌と密接に関係しているのは、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンです。

妊娠中はエストロゲンの分泌が急激に増すことで、メラニンの生成も高まり、肝斑などのシミや色素沈着ができやすくなります。

生理前はプロゲステロンの分泌が不安定になり、バランスが崩れることでシミや肌荒れの原因をつくってしまうのです。

3-3.原因その3:正しくないスキンケア

肌に物理的な刺激が加わることでもシミは発生しやすくなります。

スキンケアの方法は人さまざまですが、自分の肌質を把握したうえで肌をお手入れすることが肝心です。

敏感肌なのに肌をこすりすぎたり、乾燥肌なのに洗顔で洗いすぎたりすると、角質を傷つけるだけでなく、メラニンも刺激を受けてシミの原因になりかねません。

肌をきちんとケアすることはもちろん大切ですが、自分にとって正しくないスキンケアは裏目に出てしまうこともあるので注意しましょう。

3-4.原因その4:隠れ貧血

実は、盲点になっているのが、月経のある女性の多くに関係するのに知られていない「隠れ貧血」です。

潜在性鉄欠乏とも呼ばれますが、血液検査で「貧血」とは診断されないながらも、月経のある女性のほとんどは、潜在的に体に鉄が不足しています。

実は、メラニンを代謝する酵素の活性の中心にあるのは、鉄です。鉄が不足するとメラニンが蓄積しやすくなるのです。

スキンケアだけでなく、栄養不足にも配慮しないと、シミは改善しません。

4.予防が大事! シミをつくらない対策ポイント

シミをつくらないためにはどのような対策があるのでしょうか。押さえておくべきポイントを紹介します。

シミ対策

4-1.紫外線を防ぐ

シミ対策の基本は、紫外線をできるだけ浴びないようにすることです。

外出の際は、UV仕様の化粧品や日焼け止めクリームを使用しましょう。

曇りの日や室内にいるときでも紫外線は届きますので、油断せずに日焼け止めを塗るなど、こまめな肌ケアを心がけてください。

ただし、注意事項としては、日光は健康にとって不可欠ということです。

UVBは害ばかりではなく、免疫力や骨の合成に不可欠なビタミンDの合成など、健康に不可欠な働きを担っています。

美容のためには、顔のUVケアは不可欠とはいえ、日傘や帽子、アームカバーなどを着用して、全身太陽から身を隠してしまうのは考えものです。

4-2.ホルモンバランスを整える

女性の場合は、ホルモンバランスを整えることでターンオーバーの改善につながります。

そのためにもバランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠など、日々の生活習慣を見直すことが大切です。

精神的なストレスもホルモンバランスが崩れやすくなるため、自分らしい発散の仕方を見つけ、毎日を健康的に過ごすことでシミを防ぎましょう。

4-3.スキンケアを正しく行う

色素沈着の原因で意外に多いのが、肌に刺激のある摩擦です。

洗顔のときに無意識に肌をゴシゴシとこすったり、自己流のフェイスマッサージを行ったりしていませんか。

まずは自分の肌質や肌タイプに合った洗顔料や化粧品を選び、刺激を抑えるスキンケアを意識しましょう。

正しい洗顔のポイントは、洗顔料をしっかりと泡立て、フェイスラインに沿ってやさしく洗うことです。

顔はぬるま湯で流し、清潔なタオルで軽く押さえるようにして水分を取ります。

乾燥肌なら、洗顔のあとに保湿成分のあるローションや美容液などで潤いを保つことがポイントです。

4-4.鉄分を意識してとる

月経のある女性は、鉄を意識して摂るようにしましょう。

鉄には、レバーや赤身の肉・魚などに含まれる動物性の鉄と、ほうれん草やひじきなどに含まれる植物性の鉄があります。

吸収率でいうと、圧倒的に動物性の鉄に軍配が上がります。
植物性の鉄の吸収をよくするためには、ビタミンCや梅干しなどのクエン酸を含む食材と一緒に摂ると効率的です。

また、調理には鉄鍋を使い、トマトなど酸を含む食材を調理すると吸収の良い鉄分が溶け出します。

5.できてしまったシミを取り除く方法

シミ取りの方法には、自宅でできる美白ケアなどがありますが、しっかりとシミを取り除く選択肢として主な3つを取り上げてみます。

シミ対策

5-1.シミ取りレーザーの照射

レーザーの熱でピンポイントにシミを照射し、異常な色素細胞だけを破壊してメラニンを取り除く方法です。

シミの大きさや濃さにかかわらず1回で効果が期待できますが、シミの状態によっては数回の照射が必要な場合もあります。

ただし、誤ったレーザー治療は逆にシミを悪化させてしまうリスクもあるため、医師と相談のうえ、自分のシミに合った適切なレーザー治療を選ぶことが大事です。

5-1-1.光治療で根気よく

弱い光エネルギーを顔全体に当て、数回にわたってシミを徐々に消していく治療法です。

レーザー照射よりもやさしいパワーなので治療に時間はかかりますが、色素沈着を防ぎ、シミの改善につながっていきます。

治療期間でも日常生活を続けることが可能で、メイクができることも特徴です。

日光過敏症の場合は、逆に炎症を起こす可能性がありますので、医師と相談しましょう。

5-1-2.内服薬の処方

体の外からのケアだけでなく、内服薬を用いて体の中からケアすることもシミには有効です。

メラニンの活性化を抑えるビタミンCやE、トラネキサム酸などを処方することで、肝斑などの改善に役立ちます。

隠れ貧血は、一般診療のクリニックでは診断ができませんので、「分子整合栄養療法」「オーソモレキュラー療法」を行なっているクリニックに相談しましょう。

ただし、自己判断ではなく医師や薬剤師の指示のもとに用法・用量を守ることが大切です。

6.シミ取りができる医療機関

シミ取りができるところは、皮膚科や形成外科などの医療機関のほか、美容クリニックも該当します。

特にシミやしわを専門としている全国チェーンなら最新機器を導入している可能性が高く、カウンセリングやアフターケアもきちんと対応してもらえるでしょう。

費用の目安は、レーザー照射で5000円位~、光治療で20000円位~、内服処方で1カ月分・2000円位~といったイメージです。

医療機関の場合はほとんど自費診療となっているため、事前に確認したほうがいいでしょう。

いずれにしても、シミにもさまざまなタイプがあるので、自分のシミに合った適切な処置ができる病院やクリニックを見つけることが賢明です。

7.原因と対策を正しく知り、自分に合ったシミ取り方法を見つけよう

いかがでしたでしょうか?

シミにはいろいろな種類があり、色や大きさ、症状なども人によってさまざまです。

ケアの方法を誤ると悪化する可能性もあるため、できてしまった原因を知り、症状に合った対処をすることが大事です。

場合によっては、シミではなく、皮膚癌という可能性も無きにしも非ずですので、急に大きくなる場合や違和感を感じる場合には、自己判断は禁物です。

医師や薬剤師、経験豊富なカウンセラーと相談し、自分に合った改善法を選択しましょう。

ちなみに筆者は、「シミは身体からのサイン」として、受け止めるようにしています。

はじめは受け入れ難かったのですが、“年齢とともに内側が変化したので、外側にあらわれた”という原理を知って、考え方が変わりました。

シミは一見、目を背けたくなるものですが、身体が何らかの発信をしていると捉えると、また見方が変わってくるのかもしれません。

もしかしたらその声は、身体がより一層愛おしく感じられるきっかけなのかもしれませんね。

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