こんにちは、WELLMETHODライターの廣江です。

みなさまは、年齢が上がるにつれてこんな悩みが増えてきていませんか?

「肌の透明感がなくなった」
「肌がごわつき、顔色のトーンが変わってきた」
「顔全体が黄色っぽく、くすみが強くなった」

女性ならいくつになってもなめらかで透明感のあるお肌に憧れますよね。

「皮膚科に行った方が良いのか」「サプリを飲んだ方が良いのか」「年齢だから仕方ないと諦めるべきか」そう考える方もいるのではないでしょうか。

スキンケアアイテムを変えてみても、黄色くくすんだ肌に変化がない。そんな悩みを抱えている方は、「糖化」や「カルボニル化」が原因かもしれません。

実は、糖化やカルボニル化は、私たちの食生活や普段行っているスキンケアの方法に大きく関係しています。

今回は、「黄ぐすみ」について、今日からできる食生活の工夫ポイントや、スキンケアの方法についてご紹介します。

1. くすみとは?

黄ぐすみを気にする女性

そもそも「くすみ」とはどのような状態のこと指すのでしょうか。肌のトーンは、本来、人それぞれの色バランスによって保たれています。

しかし、年齢による肌の変化をはじめ、これからご紹介するさまざまな原因により、肌の色のバランスが変化します。

この肌の色のバランスが崩れ、本来の肌が持つ透明感や明るさ・ツヤが低下して肌が暗く見えることを「くすみ」といいます。

1-1. くすみの種類

肌の色のバランスやツヤが変化する「くすみ」には、体の冷えや寝不足からくる「青ぐすみ」、紫外線や摩擦などの色素沈着により起こる「茶ぐすみ」、肌のターンオーバーの乱れから古い角質がうまく剥がれない「黒ぐすみ」、体の糖化やカルボニル化が原因で起こり、顔が黄色っぽくくすむ「黄ぐすみ」に分けられます。

中でも、「黄ぐすみ」は、食生活や生活習慣、日頃のスキンケアが大きく関係しているといわれています。

青ぐすみ:
体の冷えや寝不足が原因。
対策としては、体温を上げて血行を良くする。ストレッチや運動、ツボ押しなども良い。
おすすめの食材:体を温める生姜や根菜類(レンコン、ゴボウなど)や、甘味よりも塩味。

茶ぐすみ:
紫外線や摩擦などの色素沈着が原因。紫外線のダメージを防ぐためにUVケアをしっかり行うことと、肌の摩擦を最小限に抑えるためにも、洗顔はやさしく行うことが大切。抗酸化力を高めるために、ビタミンA ,C,Eやファイトケミカルを多く含む食品や腸内環境を改善するためのプロバイオティクス食品と食物繊維などのプレバイオティクス食品を多く含む食材を摂り、肌の水分保持力を高め、バリア機能を上げることも重要。
おすすめの食材:野菜類、豆類、ナッツ類、海藻類、発酵食品

黒ぐすみ:
肌のターンオーバーの乱れによる古い角質がうまく剥がれなくなることが原因。ビタミンB2やビタミンB6を豊富に含む食品の摂取が重要。
おすすめの食材:豚肉や納豆、ウナギ、レバー、卵、大豆製品、魚など

黄ぐすみ:
糖化やカルボニル化が原因。
糖化やカルボニル化を防ぐために糖化しやすい生活習慣を見直すことが必要。
次章より詳しく解説していきます。

2. 糖化とは

糖化 砂糖

糖化とは、体の中で糖質とタンパク質が結びつく現象です。

糖質は、人間の体に必要なエネルギー源となる大切な栄養素です。

しかし、必要以上にとりすぎた糖質は、体内のタンパク質と結びつき、タンパク質を硬化や褐色化させ変性させます。これが糖化(肌焦げ)です。

さらに糖化したタンパク質は、徐々に劣化していき、AGEs(終末糖化生成物)に変化します。

このAGEsは、一度生成されると元のタンパク質には戻れません。AGEsは体のあらゆる部分の老化を早める原因の一つとされています。

2-1. 糖化により起こる症状

タンパク質の一種であるコラーゲンやエラスチンに糖化が起こると、肌には以下のような症状が起こります。

・透明度が低下する
・黄色くくすむ
・弾力やハリを失う

さらに、コラーゲンの働きは皮膚だけではなく、骨の強度のサポートや血管の弾力としての役割も持つので、以下のような全身のさまざまな機能が低下します。

・血管にあるコラーゲンの老化:動脈硬化に伴う各臓器の障害(糖尿病合併症、脳血管性認知症、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、ED(勃起不全))など
・骨をサポートするコラーゲンの糖化:骨粗しょう症
・歯周病

さらに、免疫機能や解毒・代謝・抗酸化作用を担う酵素もタンパク質により構成されていますから、糖化によりAGEsがたまることで、全身の機能が低下しやすくなります。

2-2. 糖化しやすい生活習慣

焼肉丼

糖化は食生活や生活習慣が大きく関係しているといわれています。

まずは、ご自身の生活習慣が糖化を進行させる原因となっているのか、一度チェックしてみましょう。

・スイーツなど甘いものが好き、頻繁に食べる
・清涼飲料水を好んで飲む
・ご飯や麺類など炭水化物が好き
・空腹時にドカ食いしてしまう
・早食い
・食事はご飯から食べてしまう
・喫煙歴がある
・よく飲酒をする
・揚げ物や丼ものが好き
・運動不足
・不規則な生活
・ストレスが多くたまりやすい
・家族に糖尿病を患っている人がいる

3. カルボニル化とは

紫外線はカルボニル化の原因に

カルボニル化とは、紫外線などのダメージにより、酸化した脂質の代謝物と、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が結びつき、タンパク質が変性する現象です。

このカルボニル化によるタンパク質は、ALEs(Advanced Lipoxidation Endproducts = 終末脂質過酸化産物)と呼ばれます。

3-1. カルボニル化により起こる症状

コラーゲンやエラスチンがカルボニル化されると、肌の透明度が落ち、黄色くくすみやすくなりますが、糖化による黄ぐすみ以上に、濃い黄色をしていることが特徴です。

さらに、カルボニル化が起こると肌の水分保持力が下がるので、乾燥が進んでしまいます。

肌のバリア機能の低下や、肌の弾力が失われてハリのない肌になるなどの症状が現れます。

このカルボニル化を受けるタンパク質は、40代以降になると多くなるといわれています。

つまり、カルボニル化が、シワやほうれい線、たるみの原因の一つになると考えられるのです。

4. 黄ぐすみを予防する生活習慣やスキンケア

黄ぐすみ知らずの肌を目指すなら、糖化やカルボニル化を防ぐような食事や生活習慣、スキンケアを心がけましょう。

4-1. 食生活

黄ぐすみ対策には、バランスのとれた食事が大切です。

また、糖化やカルボニル化を防ぐためにも、糖分のとりすぎや脂質のとりすぎにはとくに注意をしましょう。特に脂質の質に注意が必要です。

糖化を防ぐためには、体内で急激に血糖値を上げすぎないことと、カルボニル化を防ぐために酸化しやすい脂質、酸化した脂質の摂取を避け、抗酸化作用のある食事を積極的にとることが大切です。

血糖値が急激に上がると、糖の処理が追い付かなくなるため糖化が進み、AGEsが生成され、結果的に黄ぐすみの原因になります。

また、カルボニル化は脂質の酸化により引き起こされます。酸化しやすい脂質、酸化した脂質を避けた上で、酸化を防ぐためには、抗酸化作用のある食材を積極的にとることが大切です。

日頃から抗酸化作用のある食材を取り入れ、体内のカルボニル化をできるだけ抑えるなど、肌のくすみ予防をしましょう。

1. 食べ方を工夫する

糖化を防ぐためには、血糖値を急激に上げないような食べ方が大切です。

まずは食物繊維の多い食材(野菜、きのこ類、豆類、海藻類など)や、魚や肉などのタンパク質のおかずを食べ、最後に炭水化物を適量食べると血糖値が急激に上がりづらくなります。

豆料理 抗酸化作用

また、よく噛んで食べることも血糖値が急激に上がりづらくなるポイントです。

噛む回数の目安は1口30回以上です。よく噛むことは、過食を防ぎ、糖質の摂取を抑えられます。

2. 食材選びにこだわる

食事をする際は、抗酸化作用のある食材を選ぶことも大切です。また、糖質や酸化した脂質、酸化しやすい脂質を多く含む食品はなるべく控えるようにしましょう。
加工食品に多く含まれる植物性油脂や加工油脂、トランス脂肪酸などは酸化している可能性が高いため避けたい脂質です。

<抗酸化作用のある食品>

黄ぐすみ予防には、抗酸化作用のある食品をとりましょう。

代表的な栄養素としては、ビタミンA(カロテン)、ビタミンCやビタミンEが有名です。さらに以下のような栄養素を含む食品も抗酸化作用のある食品として、おすすめです。

クエン酸:食品中のAGEsを減らす効果があるといわれています。代表的な食品はレモン・酢などです。

αリポ酸:糖の代謝を促して血糖値を下げ、糖化を防ぐ役割があります。代表的な食品は、緑黄色野菜です。

ファイトケミカル:フラボノイド類である、カテキン、アントシアニンなどには抗糖化作用があります。代表的な食品は緑茶(カテキン)、ベリー(アントシアニン)などです。

カルノシン:糖化を促進する活性酸素を取り除き、AGEsを防ぐ効果あります。代表的な食品は鶏むね肉です。

3. 調理方法にこだわる

食品の中にはある程度タンパク質が含まれますが、とくに肉や魚、乳製品や卵などタンパク質が多い食品です。

タンパク質が多い食品の場合、調理方法によっては、AGEsを多く摂取することになってしまいます。

このAGEsを多く含む食品をなるべく控えることも、糖化を防ぐポイントになります。

糖化が起こりにくい調理方法のポイント

・加熱は低温調理、短時間で行う
・揚げる・焼くよりも蒸す・煮るなどで調理する

また以下は、AGEsが増える調理方法ですので、できるだけ控えましょう。

・電子レンジを使用した再加熱
・二度揚げ
・揚げ物を炒める
・肉や魚に小麦粉をつけて焼く
・オーブンによる高温調理

4-2. 運動習慣を取り入れる

ジョギングをする女性

普段、運動をしていない人は生活の中で運動習慣を取り入れましょう。

適度な運動は、代謝や血行がスムーズになり、肌のターンオーバーを整える手助けをします。

さらに、骨格筋はブドウ糖の70%を消費します。糖化対策として、骨格筋の筋肉量を増やして負荷をかけると、過剰な糖を消化できます。

糖化を防ぐためには、運動を通して筋力を維持して糖質の消費に努めることが大切です。

4-3. 良質な睡眠

糖化やカルボニル化を防ぐためには、十分な睡眠も大切です。

睡眠の質が上がれば、肌のターンオーバーも整えられます。

普段から、決まった時間に起きる、朝日をきちんと浴びる、夜はスマホやテレビなどブルーライトを発光する機器から目を休ませる、ゆっくりお風呂に入るなど、睡眠の質を上げるために生活サイクルを見直しましょう。

思い切ってパジャマや寝具を見直すこともおすすめです。

4-4. シンプルで丁寧なスキンケア

黄ぐすみを予防するためには、糖化やカルボニル化を招かないことが大切です。そのためにも、紫外線対策や保湿を徹底しましょう。

とくに紫外線は、カルボニル化がすすむ大きな原因になります。日焼け止めや日傘を使用し、紫外線対策に努めましょう。

紫外線は、季節を問わず降り注いでいるため、夏場に限らず一年中対策が必要です。

また、スキンケアの上で大切なのはしっかりと保湿することです。

肌が十分に保湿されると、皮脂の過剰分泌を防ぐだけではなく、肌のバリア機能が高まり、ターンオーバーを整えられます。

保湿を行う際、気をつけてほしいポイントが「肌摩擦」です。

保湿をしっかり行いたいがために、化粧水や美容液を肌にすりこもうとゴシゴシとこすると、肌摩擦が起こり、あらゆる肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。

大切なのは、なるべく肌との接触回数を減らす「シンプルケア」です。

シンプルケアは、単にスキンケア時間が短縮できるというメリットだけではなく、肌の負担を減らし、肌トラブルを最小限に抑えることができます。

世の中にはたくさんのスキンケアアイテムがあります。

肌摩擦をなるべく減らし、肌トラブルを少なくしたい方には、「オールインワンゲル」がおすすめです。

5. 40歳を過ぎた女性のオールインワンゲルには、ダイセル社の「WELLMETHOD®オールインワンゲル」がおすすめ

WELLMETHODオールインワンゲル

肌への十分な保湿は、黄ぐすみ対策の大切なポイントです。

しかし、スキンケアの際に肌を何度もこするなど、肌摩擦を起こすことは、肌トラブルの原因になりかねません。

そこで、肌摩擦を最小限にとどめるために推奨したいものが「WELLMETHOD®オールインワンゲル」です。

「WELLMETHOD®オールインワンゲル」は、肌のゆらぎに悩むすべての女性のために、株式会社ダイセル(本社:大阪市北区)が運営する、大人の女性のためのウェルエイジングブランド「WELLMETHOD® (ウェルメソッド)」から、2021年6月22日に発売されたスキンケアアイテムです。

▼WELLMETHOD(R) オールインワンゲル

https://www.daicel-shop.jp/products/detail/67?utm_source=wellmethod&utm_medium=kigusumi&utm_campaign=wellmethod

5-1. 化粧水、乳液、美容液、クリームの4つの機能が一つに

肌摩擦を最小限にとどめる「WELLMETHOD®オールインワンゲル」では、化粧水・乳液・美容液・クリームといったスキンケアに必要な4つの機能が一つとなったオールインワンタイプのスキンケアアイテムです。

さらに、忙しい女性にはうれしい時短効果も。今まで化粧水や乳液、美容液など、いくつものアイテムを使用していた場合には、スキンケア完了までに何工程も必要です。

しかし「WELLMETHOD®オールインワンゲル」は、たった1本でスキンケアが完了します。

5-2. 衛生的で持ち運びも便利なチューブタイプ

WELLMETHODオールインワンゲル

衛生的で持ち運びにも便利な「薄型のチューブタイプ」を採用しているので、ホコリなどが入りにくく衛生的で、使用する分だけを取り出せるようになっています。

5-3. 塗るセラミド&エクオールで美肌ケア

「WELLMETHOD®オールインワンゲル」では、乾燥ダメージから守る「セラミド※1」、ふっくらなめらかな肌へと導く「エクオール※2」、ピンとしたハリやつややかな弾力をもたらす「ナールスゲン®※3」を配合しています。

「オールインワンゲルって使い心地や、効果などは実際にどうなの?」と思う方もいるかもしれません。実際に筆者もそう思っていました。

しかし、筆者自身も「WELLMETHOD®オールインワンゲル」を使い始めてから、オールインワンゲルの良さに気付き始めた一人です。

WELLMETHODオールインワンゲル

まず、4つの工程が1つの工程にまとまるために肌への摩擦の負担がぐっと減りました。

肌の負担が軽減したおかげか、最近は肌荒れも減り、使用した翌日の肌がプルプルしていて、友人に「化粧のノリがいいね」なんて言われることもありました。

さらに、1度の工程で十分うるおいが感じられる上に、時短できる点もお気に入りのポイントです。

「セラミド」や「エクオール」、「ナールスゲン」配合であることや無香料、無着色、パラベン無添加であることも肌にうれしいですね。

※1 保湿成分、セラミド AP、セラミド NG、セラミド NP、セラミド EOP
※2 保湿成分
※3 保湿成分、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル
ナールスゲンは株式会社ナールスコーポレーションの登録商標です。

6. スキンケアや食生活習慣を見直して、黄ぐすみとサヨナラしましょう

美肌の女性

黄ぐすみは、スキンケア方法の見直しや食生活習慣を工夫するだけでも、十分に対策できます。

中には「スイーツは別腹」「スキンケアをこまめに行うのは億劫」と感じる方も多いでしょう。

また、私たちのようなゆらぎ世代の女性は、家事に育児、介護など日々時間に追われて生活している方が多く、自分にかける時間はあまり多くとれないかもしれません。

しかし、毎日の積み重ねが肌へ影響することは事実です。

甘いものもずっと我慢するのではなく、お付き合い程度に減らす、エレベーターを使用せず階段を使って運動量を増やすなど日常生活でできることを増やし、糖化やカルボニル化を防ぐ工夫をしてみましょう。

輝く自分自身のために、いまからできることを少しずつ行いましょう。

この記事の監修は 医師 桐村里紗先生

【医師/総合監修医】桐村 里紗
医師

桐村 里紗

総合監修医

内科医・認定産業医
tenrai株式会社代表取締役医師
日本内科学会・日本糖尿病学会・日本抗加齢医学会所属

愛媛大学医学部医学科卒。
皮膚科、糖尿病代謝内分泌科を経て、生活習慣病から在宅医療、分子整合栄養療法やバイオロジカル医療、常在細菌学などを用いた予防医療、女性外来まで幅広く診療経験を積む。
監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)。
現在は、執筆、メディア、講演活動などでヘルスケア情報発信やプロダクト監修を行っている。
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」には腸内環境評論家として出演。その他「とくダネ!」などメディア出演多数。

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著作・監修一覧

  • ・新刊『腸と森の「土」を育てるーー微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)
  • ・『日本人はなぜ臭いと言われるのか~体臭と口臭の科学』(光文社新書)
  • ・「美女のステージ」 (光文社・美人時間ブック)
  • ・「30代からのシンプル・ダイエット」(マガジンハウス)
  • ・「解抗免力」(講談社)
  • ・「冷え性ガールのあたため毎日」(泰文堂)

ほか

廣江 好子

【ライター】

美容・健康ライター。
ダイエッター歴○十年から脱却した、美を愛するアラフォー健康オタク。
趣味は料理と筋トレ。

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